天才トレーダー、ジェシー・リバモアの悲しい最後を知ると老後というものについて考えざるを得ません。


リバモアに限らず、様々な分野の高名な人物もその晩年にそれまでの功績を一気に台無しにしてしまうような失敗を犯すことが多々あります。


つまり、天才もみな老いるのです。


まして凡人たる我々、その老後の生活をどのように守ればいいのか?


今はまだ体が動きます、もの忘れをすることもありません。働ける限り、どんな失敗も借金も挽回可能です。


しかし、人はみな老いて、やがて走れなくなり、目がかすみ、耳が遠くなります。まともに働けなくなったときに、「まだ働かないといけない」という状況は本当に救いのない状態です。


つまり、老いて何も満足にできなくなるその前に、複利の法則で自動的に増加する資産を築いておく必要があります。


寝たきりになろうが、ボケようが、ただ単にこの世に生きているだけで、自動的に増加し続ける資産。


私の場合、日本株を適度に分散して半永久的に保有するという方法にいたりました。