私、学生時代の専門は中国の古典文献でした。日本の大学だと、中国史、中国文学、中国哲学なんていうのが、学問分野のカテゴリーになります。この中の一つで学びました。


日本の大学だけでなく、中国に留学してまで勉強したのですが、仕事や収入という面から考えると、結局何の役にも立ってません。


キャッシュフローは大赤字です。


投資計画として見れば、奇跡的に借金こそ残らなかっただけで、大失敗です。


非常に空しいので中国古典の薀蓄をブログでときどきぶちまけていきたいと思います。


さて第一弾は占いの書『周易』からの言葉です。


「物は群を以って分かる」


とはどういう意味か?これはすべてのものは同類同士が集まって分かれて一つのグループとなるということを表しています。


つまり、お金持ちはお金持ちと親しくなり、貧乏人は貧乏人と相憐れむ。


天才は天才を理解し、変態は変態を呼ぶ。


この思想から見ると、詐欺師の友達はやはり詐欺師です。


親しく付き合っている人間を見れば、その人の正体も自ずから明らかになります。


詐欺師たちの輪から遠ざかりましょう。