クレジットカードでの支払いは一括払いでも銀行口座からの引き落としは翌月末になります。つまり商品の購入やサービスの利用から一ヶ月強の期間、支払いを遅らせることができます。


「払わないといけないお金を払ってないのは借金しているみたいで嫌だなあ」


と昔は思っていたのですが、これはただの勘違いと貧乏根性でした。


何もしなくても支払いを一ヶ月強のあいだ遅らすことができるのが、カード決済のメリットの一つであると言われても、ちょっと分かりにくいかもしれません。


基本的に働いた翌月中には給料が支払われるサラリーマンをやっていると、あまり意識することないかもしれませんが、企業間の決済は納品から支払いまで3ヶ月4ヶ月、あるいは半年程度の猶予期間があるのが普通です。


資金繰りの問題だけでなく、「お金はお金を生む」、お金には金利がつくので、支払いをできるだけ遅らせてもらえるほうが得をします。(逆から見るとその相手方は損をします)


つまりカード決済によってわずか一ヶ月でも支払いを遅らせてもらえることは得なのです。しかも一々交渉せずとも自動的に。


自分が支払いを受けるときは一刻も早くもらい、逆に自分が支払わなければいけないときにはできるだけ遅らせてもらう。


企業であれ個人であれ、これが理想的なキャッシュフローの状態です。