カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

2012年12月

ランドの積立投資を始めてみる

生命保険代わりに積み立てていたインデックスファンドの購入をやめてしまったので、今後その資金を高金利通貨のドルコスト平均法による積み立てのほうに回すことにしました。


多少積み立て金額は増えるので、豪ドル以外の高金利通貨にも投資してみようかと思います。


豪ドル以外の高金利通貨というと、ニュージーランドドルが思い浮かびますが、これは豪ドルと値動きがほぼリンクしているので、あまりおもしろくありません。


豪ドルと値動きが連動せず、十分な流動性と信用力のある高金利通貨というと?


消去法でいくと、ランドだけになるでしょうか。


一部の業者しか扱ってないような新興国通貨はいくらスワップ金利が高くてもちょっと恐ろしすぎます。


ランド円ですら、異常な価格でロスカットされる事件が起こって過去に問題になっています。


それよりもさらにマイナーな通貨なんて一体何が起こるか分かったものではありません。


ランドが最大の妥協点とみます。


というわけで、豪ドルだけでなくランドの積み立て投資も始めてみます。


私の妄想では豪ドルよりも信用力で劣る分、リターンは高くなるのではないかと思っているのですが、実際のところはどうなるでしょうか?


やっぱりスワップ金利以上に通貨本体が紙くずに近づいていくのでしょうか?


とにかくランドは恐ろしいので、本当に小額の積み立てにしておきます。


途中経過はまた記事にします。

変わらない世界、時間の止まった人たち

先日、中学生の頃よく行っていた小さな本屋にふらっと入ってみました。本当はそれに隣接する店舗の方に用があったのですが。


「ああっ、なつかしいな。昔よくこの本屋に来たもんだ」


書棚が低く感じられて感慨深かったのですが、それよりもびっくりしたのはこんな小さな本屋にいまだにたくさんの買い物客がいたことです。


「こんな小さな本屋で一体何の本が買えるんだろう?」


不思議でなりません。私はもう本はアマゾンか大型書店でしか買いません。アマゾンはマーケットプレイスで大抵の本が安く買えますし、大型書店は手にとって数多くの本を見れるので、新しい発見があります。そうそう、たまにブックオフにふらっと入ることもあります。


しかし、こんな何の特徴もない小さな書店で本を買うメリットが未だにある人がこんなにもいるとは……。


似たような現象はいくつもあります。


ネット銀行を使わない生活は私の中ではもう成立しないくらいのところまできていますが、いまだにネット銀行を怪しいと思って全く使ってない人もたくさんいることでしょう。


ネット証券の台頭によって、株式売買手数料がタダ同然に近いところまで下がっているのに、旧態依然としてほとんど金利のつかない銀行に持ってるお金のすべてを預けている人もこれまたたくさんいることでしょう。


もっとも私も人のことを言えたものではありません。つい先日までネット損保を怪しいと思っていたのです。


人間は慣性の生き物ですので、新しい行動には常に恐怖がつきまといます。だから多くの人々は心地よい古い世界にいつまでも留まり続けようとします。


しかし現実の世界の方はものすごい勢いで変化していて、それに気づけるかどうかで、節約、投資、ビジネスすべてのリターンが劇的に変化します。


これからはもっと昨日までの自分の行動を疑ってみようと思っています。


「もっと節約できる方法が実は今すでに存在しているのではないだろうか?」


といったふうに。

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その3

もやもやした気持ちのまま待つこと約20分……。


JAFの救助作業車と同じような車両が家の前に到着。スキンヘッドの親方風のナイスガイが颯爽と出てきました。


「(おお、これは期待できそうだ!)」


作業自体はものの数分で完了し、無事に絶望工場へ出勤することができました。


安かろう悪かろうというイメージの拭えないネット損保ですが、今回の件に限ってはJAFのロードサービスと遜色ない結果でした。


もっとも、最初の電話でのやり取りが多少時間がかかりましたので、JAFならもう少し早く済ませることができたのかもしれません。


ただ無料のロードサービスとしては十分の結果です。


肝心の保険対応についてはまだ分かりませんが、ネット損保のイメージが多少なりとも自分の中ではよくなりました。


また今回の件で思うところもありました。

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その2

それはあるとっても寒い朝のことでした。


絶望工場へ働きに行こうといつものようにポンコツ軽自動車のエンジンをかけようとしたときのことです。


「キュルキュル……。キュルキュル……。」


「あれエンジンかからないよ。バッテリー上がってる!」


困りました。「JAFなんて数えるくらいしか使ったことないから年会費もったいない」と大見得きって解約してたったの2ヶ月。JAFさんごめんなさい、ボクが馬鹿でした。


でももうJAFさんは呼べないので、SBI損保のロードサービスに電話してみることにしました。


電話で状況を伝えると、「じゃあ、ちょっと業者さんを探しますから、しばらくお待ち下さい」と待たされる。


しばらくすると、「業者さん見つかりました。30分ぐらいでつくと思いますので、お待ちください」とのこと。


嫌な予感。


これまでの人生の経験上、こういう外部委託業者ってろくなところがあったためしがありません、私の場合は。


チンピラみたいな変な人がきたらどうしよう……。


いや、こないで。でも来てくれないと困る。

                 (続く)

SBI損保のロードサービスを呼んでみた その1

ほとんど呼んだことのないJAFの会員料金がもったいないと思って退会して2ヶ月。


目先の保険料の安さに目がくらんで三井住友海上からSBI損保に乗り換えて2ヶ月。


早速、SBI損保のロードサービスを呼ばないといけない事態が発生(笑)


web上の自動車保険のレビューは同じ損保会社でも全くバラバラです。個人の体験はみな異なっていて、いい思いをした人も嫌な思いをした人もそのまま書くため、評価に全くまとまりがありません。ゆえに


「ああ、こんなに安い保険にしていいのかなあ」


と不安を感じながらも、目の前の諭吉さんの魔力には勝てず、SBI損保に乗り換えたのでした。


さて、激安損保SBIのロードサービスを今回初めて呼ぶことになったので、ちょっとレポートしておきます。

即興中国株ミニファンド その2

コード 銘柄 買単価 株数

00855 中国水務  2.120HKD 2000株

高級官僚から事業家に転進したちょっと曲者っぽい人が経営者です。日本からはオリックスが資本参加。


01886 中国匯源果汁 2.760HKD 1000株

大手果汁飲料メーカー。米コカコーラの買収案が過去に破談。最近は低迷しているようなので、逆張りで買ってみました。


02006 上海錦江国際酒店 1.370HKD 4000株

日本にはあまりないホテル経営銘柄です。上場後かなり下落しているので、逆張りしてみました。


02722 重慶機電 1.240HKD 4000株

重慶の老舗機械メーカー。なんだか優良企業っぽいので買ってみました。


02899 紫金砿業 3.110HKD 2000株

日本にはない金生産メーカーです。HPも金ぴかでちょっとやらしいです(笑)一時期より下落したようなので、買ってみました。


03888 金山軟件 4.780HKD 1000株

レノボのパソコン買ったときにここのソフトウェアが入ってました。オフィス持ってたので削除しましたが、評判は悪くないようです。


00966 中国太平 12.800HKD 200株

もともと再保険がメインだったようですが、最近は生保、損保等も手がけているようです。保険はこれから伸びそうだということでとりあえず購入。


200869 張裕葡萄酒 36.940HKD 100株

山東の大手ワインメーカー。株価回復基調と見て購入してみました。


900933 華新セメント 1.480USD 500株

湖北の老舗セメントメーカー。スイスのセメントメーカーが筆頭株主。HPを見て気に入ったので買ってみました。


なんだかたくさん買ったような気になりますが、計45万円くらいです。やっぱり中国株は安いんでしょうか?


とりあえずしばらく放置して様子を見ることにしてみます。

即興中国株ミニファンド その1

別にインデックスファンドなんか買わなくてもインデックスファンドもどきならいくらでも作れます。


適当に買えばいいだけ。


中国株に進出しようかということで、一ヶ月くらいかけて中国株二季報を参考にしながら、即興で中国株ミニファンドを作ってみました。


海外株は一般口座扱いになる証券会社が多いようですが、内藤証券は特定口座で取引できるということでこちらを使うことにしました。


手数料の面を考えると20万円程度以上に一購入単位をした方がいいのですが、最初だしそんなにお金無いしということで一銘柄5~6万円くらいになるように買っていってみました。


上昇相場の途中で買うことになったため、懸念の手数料分のマイナスは既に吸収して、資産はプラ転し始めています。本当は上昇開始前に買い終わりたかったですけどね。


さて、どんな銘柄を買ったのかについては次回。

インデックスファンドとお別れ その3

多くの投資家の例にもれず、私もインデックスファンドをかなりの割合で持っていた時期がありました。


しかし個々の企業の報告書も優待も届かないし、価格変動も単純極まりなくて、日経平均に出遅れするインデックスファンドなんてあるわけありません(笑)


送られてくる業績の報告書を見たり、忘れたころに優待が届いたり、日経平均に比べて微妙に割安な状態にある銘柄を追加買いしたり、といったことは個別株のポートフォリオを組んでないとできないことです。

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流
著者:ジョン・C. ボーグル
販売元:東洋経済新報社
(2000-10)
販売元:Amazon.co.jp




非常に参考になった本で、海外投資などする必要がないという考えはとても参考になりました。


アメリカ人は米国の企業に投資するだけで適度に国際分散されたポートフォリオを持っていることになる。


なぜなら米国企業の多くが、グローバル展開していて利益を世界中から吸い上げているから。


おまけに国際分散投資のためのコストは高くつくとも。


日本人についても全く同じことが言えると思います。もっとも同時に書籍全体については若干疑問を持ったところもあります。


なぜならインデックスファンドを唯一絶対神のようにあがめているから。


「いや、それはあなたの会社の商品だからでしょ」


あと、インデックスファンド派が金科玉条のように取り上げる言葉。


「バフェットもインデックスファンドを勧めている!」


言ったことは事実でもバフェットがどういう気持ちでインデックスファンドを勧めたのかまでは分かりません。


「素人は銀行預金するくらいならインデックスファンド買っているだけでかなり投資利益がでるよ。もっとも一番儲かるのはボクのように限られた少数企業を逆張り投資したり、丸ごと買収してしまうことだけどね」


ぐらいのように思います。バフェットがインデックスファンドをドカ買いしたとかいうニュースは聞いたことがありません。出るわけないよね。


私の場合はもうインデックスファンドとはお別れする時期が来たかなという気がしてます。


ちなみに最後まで買っていたのはニッセイ日経225インデックスファンドです。信託報酬が0.2%台で非常に人気の高いやつです。

インデックスファンドとお別れ その2

毎月の積立投資を三十年続けると、高金利通貨の建玉は30×12=360件になってます。


当然爆益のポジションもあれば、大損のポジションも混在しています。


生命保険の代用ということで、仮に30年後、ちょっとした入院が必要となり一部積立分を取り崩すことになったとします。


インデックスファンドの場合は、積立分のポジションはすべて合算されていくので、利益が出ていたら必ず課税されます。


一方、高金利通貨の積立投資の場合は、利益の出ているポジションと損失の出ているポジションをうまく組み合わせて決済していくことで、課税所得をゼロにすることができます。


もちろん全額取り崩す場合には、高金利通貨の積立投資もすべて課税されてしまうので、この場合は税金面での差はないことになります。


ただ30年続けた積立投資の全額を一度に決済するというケースは、あまり多くないように思われますので、やはり高金利通貨の積立投資のほうが税金面では有利です。

インデックスファンドとお別れ その1

投資商品の収益は投資される期間によって異なります。


国内株式の方がよいときもあれば、外国株式の方がよいときもあります。


株式の方がよいときもあれば、債券の方がよいときもあります。


よって一概にどの投資商品が優れていると断言することはできないのですが、どうもインデックスファンドの積立投資のリターンがあまりさえないような気がしています。


豪ドルのレバレッジ2倍のドルコスト平均法による積立投資に比べてですが。


検証期間が短すぎるのは分かっているのですが、積立投資というのは10年20年と長期に渡って続くものです。


路線変更するのであれば、早ければ早いほど成果の差は甚大になります。


インデックスファンドの積立投資は生命保険の代用としてやっているというのは、以前の記事で書きました。


これをさらに高金利通貨のレバレッジ2倍のドルコスト平均法による積立投資に変えてしまうことにしました。


素人的な感覚ですが、インデックスファンドのコストって意外と重いんじゃないでしょうか?


あとレバレッジ2倍の効果も地味に大きいような気がします。


確実なのは税金については高金利通貨の積立投資の方が有利です。

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