カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

2013年02月

新興国投資の落とし穴 その2

新興国はその経済成長とともに通貨高にもなっていきます。


最近では中国が実体経済を反映していないと非難され、人民元を切り上げしなければならなかったように、かつて日本もたどった道です。


ただし、それは超長期的に見た場合の道すじです。


短期的には今回の円高のように、新興国通貨は著しく下落することがあります。


例えば、2007年好景気の絶頂の頃、円安局面でベトナム株を買ったとすると、リーマンショックの到来とともに株価本体の下落にプラスして円高ドン安による二重の下落が投資家を襲うことになります。


よく株式投資の正当性を表すグラフとして、超長期(200年間)で投資した1ドルを複利で運用するとリターンはどうなるかを数字化したものがあります。


株式だけが天まで届くようなぶっちぎりのリターンを上げ、債券はそこそこ、Goldは横ばい、ドルに至ってはインフレで紙くずに近くなっています。


超長期の視点で見れば、1929年の世界恐慌もさざなみ程度の下落でしかありません。


しかし、目の前の現実として自身の大切な資産が何分の一にも減少したときに冷静でいられる投資家がどれくらいいるでしょうか?


天井で買って底値で損きりしてしまう投資家はかなりの数に上ると思います。そして、羹に懲りて膾を吹く、ということわざの通り、その後の上昇相場の恩恵には一切あずかれないという往復ビンタを食らってしまいます。


リーマンショックの衝撃からまだ5年も経ちませんが、既に2007年頃の最高値を遥か後方へ置き去りにしている中国株はかなりの数あります。


長期でさえ持てれば、新興国株式の成長力はまさに驚異的なものがあります。

新興国投資の落とし穴 その1

「楽して金が儲かる話なんてあるわけないだろうが。このカモ野郎!」


と野次が飛んできそうですが、いやまったくおっしゃる通り、新興国への株式投資も落とし穴は当然あります。


私が感じている新興国投資の落とし穴は二つ。


まず一つは好景気の絶頂で新興国の株式に投資してしまうことです。


新興国の株式は先進諸国の株式に比べて上がりやすくかつ下がりやすい傾向にあります。


好景気の時にはハイリターンを狙って資金が流入しやすい一方、不景気のときにはより安全な先進諸国の株式よりも売られやすいからです。


試しにベトナムの代表的な株価指数のVNインデックスを見てみると、2007年の初頭に1200ポイントに近づく天井圏をむかえた後、リーマンショックの直後には250ポイント程度まで下落しており、約五分一に近いほどまで縮小しています。


同時期の日経平均株価は天井圏から三分の一程度にもなっていません。こうしてみると、失われた20年とかいって日本を悲観的に見るのも一面的な見方だということが分かります。


不況のときには既に金を持っている国や企業の方が強いのです。


さて、不況時における新興国株式の下落は悲劇の第一幕です。投資家を奈落の底に叩き落すのが、第二幕、新興国通貨の下落です。

新興国投資の原則 その2

円高の今のうちに強い円でもって割安な新興国の株式を買いあされ。


さらに言えば、円安に振れているときでも、円はかなり割高です。「今は円安だから中国の物価も高いね」と感じたことなんてただの一度もありません。


短期的には円安時に新興国株式に投資すると円高に振れることによって損失をかかえることもあるかもしれませんが、超長期的に見れば、どんな円安局面でもやはり円は割高です。


次に新興国投資の原則の二つ目は高い経済成長率を遂げる国に投資するということです。


新興国は自国通貨の弱さゆえに労働力や土地などの企業活動に必要な資源を安く提供できます。これが製品やサービスの価格競争力にもつながり、新興国の経済発展を容易にします。


一方、日本のように既に経済大国となってしまった国では、近年のGDPの伸び率を見ても分かるように成長率では新興国に到底かないません。規模が大きくなると経済成長も容易ではありません。


赤点の学生に60点取らせることは基礎知識だけ身につければいいためそれほど難しくなくても、既に80点取っている学生が95点取ろうと思うとかなりの勉強が必要です。さらに既に95点取っている秀才が100点を取ろうと思うと……。


多少ずれているかもしれませんが、新興国と先進国の経済成長についても似たようなことが言えるかもしれません。


赤点の学生に60点取らせるのは、手間と時間がかからないわりにリターンは大きい、これが新興国投資の原則になります。

新興国投資の原則 その1

不景気の昨今、無償増資や有償増資が頻繁に行われている一昔前の中国、大昔の日本のような珍しい国があるとかなんとか。


ベトカブ様のブログを見て、ベトナム株投資に興味を覚えました。


新興国投資の原則は二つあります。


一つは強くて価値の高い通貨で割安な新興国企業の株式を買うこと。


私は海外は中国しか行ったことがありませんが、新興国に行くと物価の安さに驚かされます。


もっとも現地の人は別に物価が安いと感じることはないと思いますが、これは私たちが普段意識せずに使っている円の価値が国際的には非常に高いために起こる現象です。


大体多くの旅行者や出張者はここで「ああっ、新興国は物価が安くていいなあ、プチ富豪になった気分だ」という感想を持ったところで終わりです。私もそうでした。


いや違う。安いのは物価だけじゃない。


各国を代表するような優良企業の株式も当然安いのです。


なぜもっと早くこれに気がつかなかったのか。

本多静六翁の投資術 応用編 その12

中国株へ本格的に投資を始めたため、日本株のポートフォリオは約半分になってしまいました。


「カブドットコム証券で新しく取る高金利通貨のポジションも半分にしないとレバレッジ1倍を越えてしまうな……」


「ん?」


よく考えてみると、資金の半分が中国株に変わってはしまったけれど、資産規模は以前に比べて少しも減ってはいません。


「ということは、多少リスクをとって、レバレッジ2倍程度以下で高金利通貨を運用するのもありか?」


という戦略が思い浮かびます。


いざというときには中国株を売却して、カブドットコム証券の口座に証拠金として充当することはできます。


もっとも想像を絶するような超急激な相場変動が起こった場合には、資金の手当てが間に合わない可能性もあります。


別口座の中国株を高金利通貨のポジションの間接担保とするリスクはそこにあります。


ただ、割安で成長の早い中国株を所有しつつ、今までと同じ規模の高金利通貨のポジションを保持できるというのは、ちょっと魅惑的です。


というわけで、リスクは当然ありますが、SBI証券で保持していたのと同規模の高金利通貨のポジションをカブドットコム証券の口座でも維持することにしてみました。


レバレッジ2倍以下が今後の運用の目安になります。


もっとも、株式担保のレバレッジ2倍というのはやはり恐怖を感じる水準ですので、機を見てポジションを減らすかもしません。

本多静六翁の投資術 応用編 その11

日本株の約半分を売却し、昨年末頃より打診買いしていた中国株へ本格的に資金を移しました。


現在は日本株と中国株がちょうど50%ずつのポートフォリオになってます。もっとも既に中国株の方が拡大成長しつつあります。


それにしても今更ながら思うのは、どうしてもっと早く中国株を買っておかなかったのだろうということです。


私の場合、日本株など無視して、真っ先に中国株を買ってもいい環境にあったと思いますが、多少中国に滞在したことがあるために、かえって中国を誤解してしまった感があります。


「なんだ、中国はまだこんなに不便で遅れているのか、日本のほうがよっぽどすばらしい国ではないか」


と。


辺境の少数民族を馬鹿にする漢民族とはまさしく私の姿でもあったと思います。


そもそもの勘違いの元は、「類は友を呼ぶ」の一言で、私程度の人間が知り合う中国人なんてまあそのくらいの人々でして、それでもって全中国の姿を理解したつもりになってしまったのが間違いだったということです。


蛙が井戸の中をぐるっと見渡して、「まあこんなもんだろ」と思ってしまった。


情けない。

本多静六翁の投資術 応用編 その10

SBI証券以外に株式を担保にFXトレードの可能な業者は現在カブドットコム証券とマネーパートナーズがあります。


マネーパートナーズは今でこそいろいろできますが、元はFX専業業者ですので、サービスや機能の充実度は、証券会社系列のおまけFX口座とは比較になりません。


ただ、株式の入庫は無料でも出庫は移管手数料がかかるため今回は見送り、SBI証券からカブドットコム証券に所有全株式を移管しました。三菱東京UJF系列というカブドットコム証券のブランドにクラクラっとしてしまった田舎者感はあります。


実質をとるならマネパだったかもしません。移管した後で気がついたのですが、カブドットコム証券のスワップ金利は低めです。特にびっくりしたのが、ランドのスワップ金利が豪ドルと同じくらいの日があるほど低いこと。


異業者のスワップ金利差を狙った両建てをしている人には常識かもしれませんが、素人だったのでポジションを取る段階になって気がつきました。


「目が、目が腐ったんだろうか???」


この辺りは今後再検討の余地ありです。


株式の移管には結局2週間くらいの時間がかかり、その間にもランドはあれよあれよという間に値上がりしていきました。


9円台前半のポジションが10円台半ばのポジションになってしまいました。もっとも、ドル円が100円を切っている今、長期的に見れば、ランドの10円台のポジションも安値圏ではあるので、スワップ金利狙いのロングトレードとしてはまずまずかなと思います。


なんにせよ、SBI証券の穴の開いたバケツ口座でロングトレードする勇気は私にはありません。


さて、メイン口座の変更とともに行った大規模な資金移動がもう一つ。

本多静六翁の投資術 応用編 その9

「レバレッジ1倍以下だし、これだけ担保余力があれば、ランドが5円になっても大丈夫だな、フフフッ」


と勝手に勘違いしていただけで、あまり実現性は高くなかったと思いますが、今回9.2円台でとったポジションが、例えば、8.2円台まで下落しそこで定着してしまった場合には、かなりの現金入金を必要とされる事態に陥ってしまう可能性がありました。


これではあちこちに落とし穴のある道路を鼻歌歌いながら歩いているのと大差ありません。


SBI証券の場合、例えば1億円の株式担保余力があったとしても、月末ロールオーバー時にたった10万円の評価損(実際は清算型ロールオーバー制のため実現損失)があるだけで、10万円の入金を必要とされる事態に陥ります。


つまり仮に1億円もの株式担保余力があったとしても何の役にも立たないということです。


結局、清算型ロールオーバー制の業者で株券担保サービスを利用して、スワップ金利狙いの長期運用というのは土台無理な話だということが分かりました。


これはもうお引越しするしか方法はありません。

本多静六翁の投資術 応用編 その8

まだ続くのか、この記事といった感じですが、いよいよゴールが見えてきました。


さて、清算型ロールオーバー制のSBI証券のFX口座で日々発生する確定利益をどんどん引き出していっていたところ、相場が反転して、マイナスになっても現金不足の表示がでてきません。


「おおっ、これは株式の担保余力が十分にあるから、含み損のような状態で、損失が出ても現金を入金しなくてもいいのか」


と勝手に勘違い。塩蔵様に指摘されて、確かにちょっとおかしいなと思い、いろいろ調べてみたところ、SBI証券の株券担保サービスを利用したFX取引では、月末ロールオーバー時まで、確定損失による現金不足の表示が反映されない仕様であることが分かりました。


たまたま右肩上がりの局面でポジションを取っていたため、一度も月末ロールオーバー時にマイナスにならず、全く気づきませんでした。


これはかなり危険なトレードを気づかぬうちにしていたことになります。


今思い出しても冷や汗をかきます。

高金利通貨変則ドルコスト平均法 その3

高金利通貨は決済通貨としての機能以外に、投資用金融商品の性質も帯びているので、好景気のときには上昇し、不況の時には下落する傾向にあります。


ただ先に見たように豪ドルとランドの近年の天井圏は同時期に達成されたものではありません。


つまり、豪ドルとランドの価格変動は、同じ高金利通貨ではあっても、豪ドルとニュージーランドドルのようにほぼリンクしているのではなく、非完全にしか連動していないということになります。


となると、いま豪ドルを高いと感じ、ランドを安いと感じるのはそれほど間違った感性ではない可能性が高いです。


ではこれを踏まえてどういう積み立て戦略が立てられるか?


豪ドルと南アランドの2種類の高金利通貨に投資しているという点を生かして、毎月高金利通貨に積み立ていく金額は変えずに、2種類のうち安いと感じる方に加重的に積み立てていくという戦略が立てられます。


つまり、今ならランド:豪ドルを8:2の割合で積み立てようとかいったように。


高金利通貨をドルコスト平均法で積み立てていくというフレームワーク自体は変えずに、中身の内訳を多少アクティブに変動させてしまおうということです。


果たしてこれで本当にリターンが上がるのか?


素人戦略かもしれませんが、とにかくやってみようと思います。

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1通貨単位から売買できるので高金利通貨をドルコスト平均法で積み立てるようなこともできます。

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