カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

2013年06月

日本の漫画、中国の古典

海外は中国しか行ったことがないのですが、中国の書店に入ると、古典文献関連の書籍を置いたコーナーがかなりのスペースを取っています。


ちょうど日本の書店で漫画が大量の販売スペースを取っているのと状況は似ています。


漫画が日本の文化財産だとすると、古典は中国の文化財産だと言えます。


さて、以下は私の妄想です。


日本の漫画とアニメが大好きのオタクだった中国在住のチャイナカモ君はとうとう日本に留学までしてしまいました。


日本では勉強もほったらかしで、漫画を買いあさったり、秋葉原に入りびたったりしていました。


漫画家になりたいと思った彼でしたが絵が超下手だったので、結局は本国に帰国して普通のサラリーマンになりました。


趣味で集めた漫画やフィギアは大事に持って帰りましたが、仕事が忙しくなった彼はたまの休日にそれらのコレクションを読んだり眺めたりするくらいでした。


ときは流れ、定年退職した彼はありあまる時間をもてあますようになりました。ふと懐かしくなってヤフオクを見ると、いまだに漫画やフィギアが大量に出品されています。


「ああ、日本にいたときにはここで絶版の漫画やフィギアをよく落札していたな」


何気なしに、「昔自分がここで買った漫画やフィギアは一体今いくらぐらいで売買されているんだろう?」と思った彼は自分のコレクションの中からいろいろなものの価格を調べてみました。


「なんだこれは!」


この数十年で貧富の格差は世界的に広がり、ヤフオクでも世界中の金持ちが金に糸目をつけずに絶版漫画やフィギアを買いあさった結果、一部の商品の価格はとんでもなく暴騰していました。


また、ヤフオクの漫画、フィギアカテゴリーは世界の金持ちオタクがしのぎをけずる巨大グローバル市場になっていました。


まあ妄想ですが、ありうる近未来の姿だと思います。

本が値上がりする中国 その7

数年前、何も考えずにアホのように買った中国古典の書籍、中古本市場では半値どころか定価よりも高い価格で売買されているものがゴロゴロしているようでござる。


というのが前回までの状況でした。


「7年でこういう状況になったということは14年、21年、28年たったら、どういうことが起こるのだろうか?」


中国株を買おうと思ったときに考えたことを思い出してみましょう。


人民元は今かなり割安な状態に抑えられているので、企業の収益も株価も何もかも同様に割安に抑えられています。


こんな不自然な状況はいつまでも続けられるわけはなく、いずれ日本円が1ドル360円から120円にまで上昇したのと同じことが起こります。


もっとも、今の人民元がどれくらい安くて、また将来どこまで上がるのかは分かりませんが。


インフレと経済成長、それにあわせて人民元高によって私が今までに購入した中国書の価格はトリプル高になっていきます。


7年前、これらの書籍を日本に持って帰ってきたときには相当な含み損を抱えていたことでしょう。新築住宅や新車を買ったとたんに何割か減価するのと同じように。


しかし、古典文献という一過性のものではなく超ロングセラーかつコレクター性の強い書籍ばかりを買っていために、


「この大量の本、死ぬ前にどうやって処分しようか。普通の本屋じゃ買い取ってくれないだろうし、資源ごみで出すことになるのかなあ」


と思っていたくらいでしたが、気づかぬうちに中国本土でぐんぐんその価値を上げていっていたのでした。


結論 自分が欲しいものは他人も欲しい。中国人が欲しいものは日本人も欲しい。逆もしかり。

本が値上がりする中国 その6

中国の古書販売サイトで自分の持っている中国書の値段が徐々に値上がりしているといってもあまり恩恵はなさそうに思えます。


中国人に直接売るには技術的にいろいろ問題がありそうですし、何よりも海外発送の送料が高いので、それがかなりの重荷になります。


では国内に目を向けて、例えばヤフオクに出品したとしても私の持っているような普通の中国書は中国国内と同じくらいの価格では買い手がほとんどつかないと思います。


読書人、コレクターの絶対数が違います。中国古典文献の本流は中国にあります。


ただ、日本と中国の物価水準の差を考慮すると、日本よりも中国の方が書籍の価格が高いというのはかなり異常な状況です。月数万円でゆとりある生活ができる国ですから。


(中国の小売価格の三倍程度で書籍を販売している日本の中国書専門店は除外して、例えばヤフオクなどで売られている価格に比べての話です)


もっとこの状況を掘り下げて考えてみましょう。

本が値上がりする中国 その5

インフレと経済成長によって潮が満ちるように地価が上昇していくように、私の中国書の値段も上昇していました。


もちろんすべての中国書の値段が上昇していたわけではなく、供給過剰で安値になっている書籍も多数あります。


ただ全般的な印象としてまさしく地価がじわりじわりと上昇するかのごとく……、といった感じでした。


普通書籍というものは新品で買ったときが一番高く、時間の経過とともに値は下がり、最後にはアマゾンで1円に張り付いたり、ブックオフで105円になったりするものが多いです。


ちなみ中国にいたころには今と違って少しも本代を節約しようというような気もなく、安い古本は避けてきれいで頑丈な新刊書ばかり買っていました。


中国人は逆で、再版によって書籍が様々な面で改善されるどころか、出版社の手抜きで初版本に及ばなくなることがあることを知っていて、初版の初刷りが非常に好きです。


古書販売サイトでは古本のコンディションを表す際に一版一印と書いて強調しています。


ところで中国書の価格を調べたのは、日本の中国書を扱っているような書店のサイトではありません。そういうところは書籍を中国国内の小売価格の3倍くらいで売っていますので、そういう価格で買っても気にならない人が買うところです。


今回、自分の手持ちの中国書の価格を調べたのは、孔夫子旧書網というおそらく中国最大の古書販売サイトです。

本が値上がりする中国 その4

「本の装丁も昔のものに比べると丈夫になってきているし、中国の物価も上昇しているから、本の価格が再販で上がるのはしょうがないんじゃないの?」


と当時思っていました。日本の1970年代の本の価格を見るような感じで。「比較の対象にならないよね」と。


いやちょっと待てよ。私が中国に留学していたのは2000年代前半から半ばにかけてのことですが、1970年代というと30年も前の出版物です。


そういう大昔の出版物と比べてではなく、10年とか数年といった割と短い期間で再販される本もどんどん値上がりしていました。


30年も前の本が再販されたときには、なんと20倍以上の価格になっていたりとか。


「物価や所得の上昇とか、装丁が立派になったこととかを考えあわせてみても、短い期間で値上がりしすぎだったんじゃないか?」


と最近になって感じるようになりました。


私が中国への留学を終えて戻ってきて、もう7年くらいになります。結局、大学の研究職とかにはつけずに、今ワープアといったところですが、部屋の中は中国から持ち帰った本で押しつぶされそうになってます。


ちょっと気になって部屋の中のいろいろな中国書の値段をネットで調べてみました。

本が値上がりする中国 その3

中国の古典文献学、日本の大学の学科でいうと、中国史、中国文学、中国哲学とかになりますが、そこそこ伝統ある学問分野で、大学の集まっているような大都市圏には中国書を専門に扱う書店が結構あります。


東京だと神保町に数店舗、大阪京都にも数店舗、名古屋、福岡、あと北海道にもあったはずです。


大体各書店の値付けは安価な本で中国での小売価格の3倍くらい、高額な本になると値幅が大きくなるので2倍程度でしょうか。


多分それくらいのマージンをとらないと商売にならないのでしょう。


というわけで、それまで日本にいたときにちょこちょこそういう高額の本を買っていた私としては、中国に留学して現地で本を買うと、何を買うにしても「おっ、安いねえ」となるわけです。


「何買っても三分の一の値段だよ。うほーい」


みたいな。再販で本の値段は確かに値上がりしてはいましたが、旧版については日本の1970年代とか大昔の本の値段を見るように気にもしてませんでした。


今思うと、私の感覚のほうがちょっとおかしくて、中国人の同級生のほうが普通だったと思います。

本が値上がりする中国 その2

完全に骨董品の域に達している唐本の値段がどんどん上がっているといっても、貧乏人の私には今も昔も縁のない世界の話です。


しかしどうも値上がりしているのは完全な骨董品と言える唐本だけではなく、今思い返すと普通の装丁の書籍まで値上がりしていたようです。


「本が再販されるたびに値段があがっている!」


と中国に留学していたときに中国人の同級生がブーブー文句を言っていたのを思い出します。


昔、私は中国の古典を学ぶ学問の徒だったのですが、中国の古典文献というのは、とんでもないくらいのボリュームがあります。


『源氏物語』や『枕草子』ぐらいしかない日本の古典といったら語弊がありそうですが、中国人にそういわれたら「まあそうかもね」と思ってしまうくらい中国の古典文献の豊富さは日本とは比較になりません。


正直言うと、日本が調子いいのなんて近代以後のここ百年程度のものです。彼我の古典文献の分量差は、過去の経済力の差を如実に物語っています。


別に中国を崇拝しているわけではないのですが、冷静に分析するとそう思います。


さて、中国では重要な古典文献は需要も大きいため、何度も何度も繰り返して出版社から再販されます。私はあまり気にもしたことはなかったのですが、確かに再販される度に値上がりしつづけていました。


そもそも何で気にならなかったかというと、日本円を中国に持ち込んで使う私からすれば、唐本みたいな骨董品は別として、中国の普通の本なんて相当安かったからです。

本が値上がりする中国 その1

「古書の値段が毎年のようにどんどん上昇している」


中国に留学していたときに古書店の社長がこう言ってました。


仕入れ値が高くなるから、販売価格も高くせざるをえないいんだよというような話の流れだったと思います。


当時私は学問の徒でしたので、


「へえ。中国も豊かになってきてるからねえ」


ぐらいにしか思いませんでした。骨董品には全く興味がなかったからです。


ちなみに、ここで言う古書とは普通の洋装本のことではなく、糸綴じの線装本、俗に唐本と呼ばれる書籍のことです。

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これは古書を写真撮影して印刷した現代の復刻版ですが、中国も清代くらいまでは書籍は大体こんな体裁のものばかりでした。


版木に削った文字に墨塗ってゴリゴリ刷って本を作っていたわけです。


いまでは文字を彫る職人なんていませんので、せいぜい古書を写真撮影して原本のまま印刷する、俗に影印本という書籍が出版されるくらいです。


清代以前の唐本なんかは、数が増える可能性がもはやないので完全な骨董品です。

投資の原則

人のものをうらやましがらないということに尽きます。


口座資金、投資経験、特殊人脈、家庭環境、etc.……


残念ながら、すべての人はかなり不平等な状況で人生ゲームを始めることになります。


自分の学位取得祝いにフランスのディズニーランドを貸切で遊べるアラブの王族もいれば、闇金ウシジマくんに出てくる登場人物のようなすさんだ家庭環境に育つ人もいます。


闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス) [コミック]
著者:真鍋 昌平
出版:小学館
(2004-07-30)





育った環境が異なるのだから、人のものをうらやましがって同じ事を真似してみようとするのは不可能だったり、あるいはかなり危険だったりします。


例えば人がいいよと勧めてくる服が、自分に合うデザインやサイズだったりする可能性はかなり低いでしょう。


他人とは体格もセンスも何もかもすべて異なるからです。


ゆえに、


「アンティークコインが儲かる!」


と聞いて、それを猿真似してみようとしても、その人と同じような結果を出せる可能性は低いでしょう。


しかし、啓発されるところはあります。世間にはアンティークコインのように時間の経過とともに価格の上昇していくものがあるのだということ気づかされるからです。


「アンティークコインのように時間の経過ともに資産価値が上昇していくもので、自分でも収集できそうなものはないのか?」

金貨とアンティークコイン投資 その3

さて、金貨、金貨というキーワードが頭の中をめぐっていたときに偶然本屋で見かけた本がこちら。

カネはアンティーク・コインにぶちこめ!カネはアンティーク・コインにぶちこめ! [単行本]
著者:加治 将一
出版:東洋経済新報社
(2012-04-27)

株式ダメ、不動産もダメ、現金なんてもってのほか!


アンティークコインだけが資産形成の唯一無二の絶対神であるという論調で書かれています。


読み物としては非常におもしろかったです。


アンティークコインは貴金属としての価値はその純度が高くないためないようですが、その名の通り、アンティークとしての価値が尋常ではないくらいあるそうです。


世界中に収集家がいるためその流動性が高く、またほぼ右肩上がりで資産価値が上がり続けてきたとのこと。


本の中では25年と1500万円かけて集めたアンティークコインの半分を売ったら1億8000万になったとか夢のような話が出てきます。


「へえ、そんな世界もあるのか」


「でもアンティークコインなんてどこで買えるの?」


「今からアンティークコインの勉強を始めるの?」

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