カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

2013年09月

アンティークポートフォリオ

株式ポートフォリオだけでなく、そんなものがあってもよいのではないかと最近は考えるようになっています。


大体、個人投資家の場合は、株式や不動産がメインの投資対象で、人によってはFXをやったり、あるいは金などの積立を行う人もいるくらいのところだと思います。


「骨董投資!」


「ハアッ?」


アンティーク投資なんて言葉を使うと、頭おかしいんじゃないかと思われそうです。


骨董というと金持ちの道楽というイメージで、投資というイメージは全く沸きません。


でも日常のちょっとしたアイテムでも需要と供給の均衡が崩れればネットオークションなどでは簡単に値上がりしてしまいます。


アンティークの定義も今後は微妙に変化していく可能性があって、そんなに大それた骨董でなくても、アンティーク的な扱いを受けるものがたくさん出てくるようになるのではないか。


積読でまだ読んでないのですが、ヴィンテージワインの投機について書かれたこんな本もあるくらいです。




また島津法樹さんの本を読むと、骨董は社会情勢や需要供給の変化によって激しく価格変動するものであることがわかります。


価格変動するものは何でも投資や投機の対象になると考えます。


自分だけのアンティークポートフォリオを構築してみようかと思っています。

アンティーク投資に本格的に乗り出す その4

中国の古典と中国書籍についてなら、あらためて勉強しなくてもある程度の知識を持っています。


ブラジル人が路上でサッカーをするがごとく、日本人が任天堂DSやプレイステーションで遊ぶがごとく、日々の生活の中であたかも空気のように慣れ親しんできたもの。


私の場合は、中国の古典と中国書籍がそれにあたります。


中国株投資というのも、中国をフラフラと漂っていた時期があり、また中国語もそこそこできるので、自分の特性を生かした投資だとは思います。


ただ財務諸表を読み込んで割安割高を判断するというようなファンドマネージャー風の投資ではなく、多分に歴史的な視点に基づいた投資方法です。


自分の本質的な関心は人文科学分野にあって、株式投資自体はそれの二次活用といった感じで、ピンポイントな視点から見るとちょっとずれています。


アンティーク投資はそんなに有望な投資方法だとは思いませんが、今まで自分が身に着けてきた知識が使えるなら、それを総動員しよう。


博物館で唐三彩の陶器を見たり、図書館や古本屋で古書を見てきたような経験が少しでも生きるのなら、それを少しでも取り込まない手はない。


自分の原点に戻るときがきたようです。

アンティーク投資に本格的に乗り出す その3

アンティーク投資に本格的に乗り出したい二つ目の理由は自分の専門分野を投資に生かしたいということからです。





この本に出てくる一節、


「あなたの持っているもので、あなたの今いるところで、あなたの持っているものを使って、あなたのできることをしなさい」



という言葉が非常に好きで、他人の環境やお金を羨むのではなく、自分が使えるものを使って自分にできることをやるのが投資だと思っています。


思えばええ歳したおっさんになって、ワープアライフに陥るきっかけとなったのは、中国の古典文献のせいです。


サラリーマンなんて何年もやれば、自分の将来が見えてきます。


50歳、60歳くらいになった自分がどういう仕事をやっているのかが透けて分かるようになる。


「あれっ、俺の人生ってこんなんでよかったんだっけ。なんのために中国の僻地まで行って、古典を勉強したのだろう……」


フラフラッと気が迷ったが最後、ワープアになっていたでござる。


さて、今の人は漢文なんて読まなくなりましたが、中国書籍は平安時代くらいから嗜好品の一種として輸入されてました。


そう、嗜好品。酒やたばこ、もっと危険なものになれば麻薬。


なくても死にはしないのに意識に絡み付いて抜け出せないものがいわゆる嗜好品。


アル中が下戸の人に「なんでそんなもの飲まないと生きていけないの?」といわれても、返す言葉がありません。


同じように、「中国の古典がおもしろいくらいならともかく、そんなもので人生を棒に振るなんてアホちゃうか?」と言われても私には返す言葉がありません。


お互いはガンジス川を隔てて対岸に立っているかのように、理解しあうことができません。

アンティーク投資に本格的に乗り出す その2

今思い返すと、『金持ち父さん』本や『チューリッヒの公理』の中でも、アンティークが投資や投機の対象になると書いてありました。


もっともどちらもアンティークをメインに語る書籍ではないので、記述も少なく私の印象に残らなかっただけです。


今回アンティークを本格的に投資の対象に取り込もうと思ったわけは二つあります。


一つ目は非常に良い先生が見つかったことです。





島津法樹さんという現在70歳くらいの方で、バブル前から東南アジアの陶磁器を中心にアンティーク売買をされていた人の本を読んだのですが、これが非常におもしろい。


学術的な書籍も出版されていますが、東南アジアを巡るアンティーク収集の冒険譚のような読み物を三冊くらい出版されていて、そちらは全部買って読んだのですが、単に読み物としておもしろいだけでなく、全編に散らばったアンティーク収集の実用的な観点が役に立ちました。


「骨董屋さんはこんなことを考えているのか」


と。その頭の中を初めて覗いたような気分を味わいました。


また本だけでなく、今は亡き邱永漢さんのwebサイトにも全200回のコラムを書いていて、こちらもノンストップで全部読んでしまいました。


書籍とwebサイトから得た知識は、自分が以前からぼんやりとアンティーク投資について考えていたことと合致する点もかなりあって、これはやはり投資の一分野になると改めて思いました。


株式などの金融商品や不動産だけでなく、とりとめもないように見える実物商品も投資の対象になるという認識があるとチャンスが広がります。


その認識があるとないとでは大違いで、なければ大きなチャンスがごろんと目の前に転がっていても、気づかず素通りしてしまうからです。

アンティーク投資に本格的に乗り出す その1

メインの投資は株式への長期投資です。


「明日からあなたの証券口座は20年閉じたままになってしまいます。準備はいいですか?」


と問われたら、日本株、中国株ともに「まあそれでもいいか」というところまで、ポートフォリオは完成しました。


中国株は第二次産業の大型優良株がメインの投資対象です。まだまだ日本の高度経済成長期に類似するような第二次産業への需要は大きく、本格的な成長はこれからだと思っています。


大型優良企業への投資が多く、配当も多いので、自分の中ではデフェンシブな資金運用の部類に入ります。


一方、日本株の方は2011年くらいに最初に作ったポートフォリオからは随分変化して、小型新興企業株への投資がかなりのウエイトを占めるようになっています。PER60倍を超えるような企業もあって超不安です。


もっとも日本株の方はそれだけに留まらず、カブドットコム証券で代用有価証券サービスを利用して、株式資産を担保に高金利通貨のスワップ運用をしたり、ドル円のデイトレやスイングトレードにも取り組んでいます。


ワープアに銀行はお金を貸してはくれませんが、証券会社は金利無しで、FX証拠金を貸してくれるようで……。


こうして振り返ってみると、我ながらリスクの百貨店のような資産運用で、インデックスファンドへの投資が主流になっているにほんブログ村の資産運用カテゴリの中の人が見ると、「中国株はデフェンシブな運用で……」なんてセリフだけでも、キ○ガイと思われても仕方がありません。


さて、日本株、中国株、高金利通貨……、長期投資というのはポートフォリオが完成してしまうと、基本的に何もすることがありません。


それが長期投資のよいところでもあって、自己増殖する金融資産とは別に、自分は自由に動き回ることができます。


また、ほったらかしとはいかないデイトレやスイングも株式ではやらず、FXだけ夜間の空いた時間にチラチラッとチャレンジしているだけなので、さほど時間をとるものではありません。


なんかまだ余力がありそうなので、これからはアンティーク投資に本格的に乗り出そうかと思っています。

ライブドア再考 その7

宮内氏によれば、ライブドアが上場して自由になるお金が増え始めると、ホリエモンは堰を切ったように遊び始めたそうです。


ただ表向きの顔とは裏腹に経営の鬼の姿は依然として健在でした。


それが決定的に変わるきっかけとなったのが、2005年6月、所有株の一部を売却して140億円のキャッシュを手に入れたことです。


そう、きっかけはお金。


経営の鬼だったさすがのホリエモンも140億円の現金にはクラクラッときたようです。


夕方から常に宴席か合コンか、何か分からないが用事を入れていて、会議をしていても時間ばかり気にして身が入らない。(p.102 宮内亮治『虚構』講談社)


普通の人は140億に達する遥か手前でクラクラッときて骨くだけにになってしまうでしょうから、ホリエモンはやはり尋常ではない気概があると思います。


しかし、ライブドア事件の前に既にライブドアの成長意欲は減退し始めていたと私は見ます。


ライブドアとホリエモンが際立った輝きを見せたのはわずか二年程度の期間だったように思います。


すべてそうですが、ブームが去ると誰も見向きもしなくなります。


しかしブームが去った店舗をそれとなしによく見てみると、意外な掘り出し物があることがあります。


本当に何もないところにはさざなみ程度の人だかりすらできません。一時的とは言え、ブームまで起こったということは何もないわけがない。


ライブドアの成功と崩壊は、新興企業株投資に豊富な事例を与えてくれます。

ライブドア再考 その6

ライブドア崩壊の直接の原因となったのは、俗にライブドア事件と呼ばれる証券取引法違反により、取締役が一挙に逮捕されたことによります。


素人にはちょっと分かりにくい事件でしたが、個人的にはあの事件がなかったとしても、ライブドアの失速は遅かれ早かれ始まったと思っています。


何をもってそれが分かるか?


宮内氏の著作を読むと、ホリエモンには表の顔と裏の顔があったと言っています。


バラエティ番組に出演して女性タレント相手にデレデレして緩んだ表の顔。


そんな姿からは一見想像もつかないような執拗なまでに利益と数字を追求する会社での裏の顔。


利益目標を達成できない事業部門の責任者を鬼のように理詰めで攻め立てる、攻めて攻め立てまくる。詰め将棋のように迫ってくるホリエモン、あまりの恐怖に担当事業部長が成績を死に物狂いであげるということも現実にはあったそうです。


宮内氏によれば、そんな経営の鬼であったホリエモンが変節する事件があったそうです。

ライブドア再考 その5

ライブドアとホリエモンに私が注目し始めたのは、ライブドア崩壊以後のことです。ホリエモンは非常に著作の多い人物ですが、ブックオフの100円本のコーナーに並んでそうな初期の頃の本の方が参考になります。

100億稼ぐ仕事術 (ビジスタBOOK)
堀江 貴文
ソフトバンククリエイティブ
2003-11-15



堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
堀江 貴文
ソフトバンククリエイティブ
2004-08-31


ホリエモンはyoutubeのしょうもない動画ですらときどきギョッとするようなことを言っていて、恐ろしいまでのビジネスセンスを感じさせます。


じゃあ、ホリエモンは天才的なビジネスセンスがあって、かつ会社としてのライブドアも厳しい経費削減をやって努力していたのなら、ライブドア株は買いじゃないの?


という話になりそうです。当時の情報がないので今からではなんとも言えない部分はあるのですが、私は多分ライブドア株は買わなかったんではないかと思います。


では何がダメなのか?


今でこそ丸くなってますが、テレビに出始めた頃のホリエモンの態度というのは尋常ではないくらい悪かったです。


マスメディアを敵に回していたので、底意地の悪い対応をされていましたが、それを差し引いても、見ている方が気分が悪くなるような態度でした。


当時素人ながら、「この人はカメラの向こう側に多くの人たちがいることをもっと考えたらいいのに」と思ったのを覚えています。


命の次の次くらいに大切なお金を投資しようと考えたときに、最後の最後で考えるのは、経営者の頭の良さではなく、誠実さです。


実際のホリエモンが誠実かそうでないかは分かりませんが、あの態度の悪さが会社のイメージに重なりあって、心理的なストップが多分かかったと思います。

ライブドア再考 その4

ホリエモンやその周辺人物の著作を読むと分かりますが、経営者としてのホリエモンは、その派手な言動とは裏腹に非常に堅実で手堅いやり方でビジネスを拡大させていった人物です。


「いやー、儲かってしょうがないですよ」


なんて軽口叩きながら、水面下では必死に足かきしてるアヒルみたいな感じです。額面どおり彼の言葉を聞いて騙されてはいけません。


ライブドアの全盛期、「ホリエモンしか儲からないライブドア」というような週刊誌の記事を読んだことがあります。


一般社員の給料は安く、パソコンすら社員に購入させる、「ライブドアは机と名刺しかくれない」なんていうセリフも掲載されていました。


ただひとり儲かるのは株高の恩恵を受けるホリエモンのみなりけり、といった感じの記事でした。


関連書籍を読んでもライブドアが徹底したコスト削減に取り組んでいたことは確かのようです。


接待交際費は社長を含めて一切無しの自腹、仕事で使うパソコンも購入補助費を与え社員に購入させて、固定資産として会社に残さない。


クリアファイルすら経費では購入できない。(よそからもらったものを貯めておいて使え。クリアファイルを貯める棚があったそうです)


売り上げを上げるよりコストを下げるほうが簡単で効果が永続的なのは、個人も会社も一緒です。


しかし、接待交際費がなかったり、パソコンも自分で購入させられたり、クリアファイルの購入すら個人の意思ではままならない会社というのは私は寡聞にして聞いたことがありません。


大体サラリーマンなんて、「自分の金は100円でも惜しいが、会社の金は100万円浪費しても全然気にならない」という感覚の人ばかりです。


ここにメスを入れれば利益が上がるのは確実ですが、多くの会社は上から下まで馴れ合いに染まっているので、ここまで厳しい経費削減はできません。人のあらを探すと自分もちょっと……、となります。経営陣すら例外ではありません。


こういう厳しい条件でもライブドアに社員が集まったのは、「ライブドアを利用して、成り上がってやろう」という野心に満ちた人間を呼び寄せることができたからでしょう。


そしてそれが新興企業としてのライブドアの成長力の源泉になったことは間違いありません。


雑居ビルの一室から起業して、ずっと雑居ビルで生涯を終える経営者は数え切れないほどいます。ホリエモンとライブドアの成功は、運やまぐれ、宝くじなんかと同列に語られるものではないことは明白です。

ライブドア再考 その3

ビジネスで失敗する人の10の法則
ドナルド R キーオ
日本経済新聞出版社
2009-04-21



立候補すれば大統領にもなれたであろう経営者とバフェットに言わしめたコカコーラの元社長ドナルド・R・キーオの著作です。


ビジネスで成功する秘訣などないが、逆にどういう方法をとれば高い確率で失敗するかということなら分かるというドナルド・R・キーオの考えが述べられています。


ライブドアの失敗はドナルド・R・キーオが言うところの第五の法則、反則すれすれのところで戦ったことが原因です。


株式を公開している企業がほぼすべて、ウォール街とつねに接触するようになり、短期的な業績を高めるよう、つねに要求されることになった。(p.90)


かなりの経営者は「これは正しいことなのか」とは質問しなくなり、「これは合法なのか」と質問するようになった。こうなればあと一歩で、「これをやってもばれないか」と質問するようになる。(p.90)


「四半期の一株当たり利益が五セント足りない。あと五セント、どこかでさがしてくれ」とあせったCEOが命じる。(p.89)




ライブドアの№2だった宮内氏がライブドアの内実を書いた著作を読むと、全然関係ないドナルド・R・キーオがまるでライブドアのことを語っているかのように錯覚してしまうくらい状況が似通ってます。 


「今期の利益、全然足りないっすよ。目標達成すんの、絶対無理っすよ」


「まずいよね。なんかないの?」(p.48)


「宮内さん、何、このファンドからの利益は。説明して」


「ごまかし」の要素はあるにしても、違法か合法かと言われれば合法で……(p.149)

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