万物は流転する。


これがキーワードです。


今ほとんどの日本人が中国を遅れた発展途上国と思っています。


自らを中華と呼び、辺境の異民族を馬鹿にしていた漢民族とその姿がダブっていないでしょうか?


今後、あちこちで中国企業や中国人に叩き潰される日本企業や日本人が出てくるのは致し方ないものだと思います。


ただ願わくば、自分たちだけは退廃期の漢民族と同じような過ちを犯さないようにしたいものです。


ところで、朱子学の大成者として知られる朱子はこんな言葉を残しています。


「中華で滅んでしまった儀礼が辺境の異民族によってかえって忠実に行われていることがある」


この言葉を見て私が思うこと。


「日本にかつていた本田宗一郎や松下幸之助のような経営者が、発展途上国にかえって同じように登場していることがある」


万物は流転します。