円高の今のうちに強い円でもって割安な新興国の株式を買いあされ。


さらに言えば、円安に振れているときでも、円はかなり割高です。「今は円安だから中国の物価も高いね」と感じたことなんてただの一度もありません。


短期的には円安時に新興国株式に投資すると円高に振れることによって損失をかかえることもあるかもしれませんが、超長期的に見れば、どんな円安局面でもやはり円は割高です。


次に新興国投資の原則の二つ目は高い経済成長率を遂げる国に投資するということです。


新興国は自国通貨の弱さゆえに労働力や土地などの企業活動に必要な資源を安く提供できます。これが製品やサービスの価格競争力にもつながり、新興国の経済発展を容易にします。


一方、日本のように既に経済大国となってしまった国では、近年のGDPの伸び率を見ても分かるように成長率では新興国に到底かないません。規模が大きくなると経済成長も容易ではありません。


赤点の学生に60点取らせることは基礎知識だけ身につければいいためそれほど難しくなくても、既に80点取っている学生が95点取ろうと思うとかなりの勉強が必要です。さらに既に95点取っている秀才が100点を取ろうと思うと……。


多少ずれているかもしれませんが、新興国と先進国の経済成長についても似たようなことが言えるかもしれません。


赤点の学生に60点取らせるのは、手間と時間がかからないわりにリターンは大きい、これが新興国投資の原則になります。