「ガンホー、ガンホーって一体なんやねん」


というのが、ブームに疎い私の正直な感想ですが、以下の記事を見てどういうことなのか、大体の輪郭がつかめました。


http://p.tl/6Rbu


ガンホーは元々ラグナロクオンラインなどのネットゲームを開発していたゲーム会社のようですが、スマートフォン向けに開発したパズル&ドラゴンズというゲームが大当たり。


売り上げが激増しそれに伴って株価も指数関数的に伸びたようです。もっとも、こういう認識だとただの一発屋芸人よろしく、株価バブルのように見えます。


そうとは言い切れないのが、商品がスマートフォンアプリで全世界に一瞬で販売可能であるのに、まだ日本単体での売り上げしか顕在化していないことです。


「もし全世界でバカ売れしたら一体どれくらい儲かるの?」


記事にもありますが、旧来型ビジネスのマクドナルドがハンバーガーを売って同じ金額を稼ごうと思ったら、とてつもない製造原価が発生します。


一方、スマートフォンアプリは売れれば売れるほど、製造原価は指数関数的に下がっていきます。


両者にはもはやアーティストと労働者くらいの違いがあります。


最近ユニクロの柳井氏が「今後年収1億円と100万円の人間に分化していく」と言ってニュースになっていましたが、企業も似たようなことになる可能性があります。


ピーター・リンチはテンバガー銘柄といって10倍銘柄を探せと言っていましたが、今後はハンドレッドバガーならぬ100倍銘柄も珍しくなくなるかも。


年収100万円時代を生き抜く鍵の一つはここにあるかもしれません。


10万円で買った株が1000万円になるのなら、どんなワーキングプアも絶望してしまうのはまだ早いと言えます。


それにしてもこれもソフトバンク銘柄ですか。「ガンホーみたいな会社なんて見分けられるわけがない」と思ったら、投資信託を買うつもりで、ソフトバンク株を買うのもありだと思います。


ここはいろんな会社に投資していて、アリババの株式を所有したりもしていますので、なんと中国株投資という面から見ても万全です。


ただ、近年は落ち着いてきましたが、株価変動の激しい銘柄ですので、前回のスプリント買収発表時など短期的に下げたところがねらい目です。