正直、バブルの天井圏での投資は一度その異様な空気を経験してみないと、良い方法は思いつかないようにも思います。


ただ、バブルの天井圏以前の好景気くらいなら、いろいろと投資する対象はありそうです。


例えば、小型成長株や新興国株式。


ともに景気循環の波をもろともせずに成長していくので、これらの銘柄での最大のリスクは「早く投資しないこと」です。


もっとも新興国株式だと円安局面で投資した為替差損がありますが、それを差し引いても、2007年の中国株バブルのときの数倍にまで既に成長している中国株なんかは珍しくありません。


常に成長しているのだから、大体過去チャートを見るといつも今が最高値です。


安く買えるのを待っていると、既に廃止された路線で一人ぽつりと永遠にやってこないバスを待つようなことになる可能性も大いにありです。


目をつむって買う。


小型成長株や新興国株式については全然間抜けな戦略ではないと思います。


ただ経営者が現状に満足してしまっている小型停滞株や地を這うように成長しない新興国企業は山ほどあるので、投資銘柄の選定が極めて重要なポイントになります。