高金利通貨の積立で最大の焦点となるのはレバレッジの使い方になると思います。1倍、つまりレバレッジを使わないのなら株式インデックスファンドなどを毎月積み立てたほうが間違いなくよいと思います。


昨年から今年にかけて急上昇した日本株の状況を見てもそう思います。本当に株式の上昇は階段を一歩一歩上がるように段階を経るようなことはなく、稲妻がとどろくようにやってきます。


上がる直前を捉えるというようなことは素人には不可能です。コツコツと地道に積み立てていくのが一番です。


さて、話は戻って、高金利通貨を積み立てる場合のレバレッジの使い方についてです。


今回、ランドは今非常に安いと思い、レバレッジ買いや前借り買いを計3ヶ月分しました。入金ベースで見ると現在3ヶ月分マイナス、これをレバレッジでカバーしたことになります。


新たに考えたのはこの逆のパターンもありなのではないかと。


つまりランドが17円になり、そこから半値にもなりうるような超割高と感じるような局面が来た場合に、そこで糞真面目に積み立てする必要はないのではないか。


その場合は入金のみ行い、レバレッジを下げて下落局面に回すようにする。


詳細はこんな感じです。一応ドルコスト平均法に準ずる積立を行うということで、ランド16円のときも毎月積立していきました。でも17円はさすがに高すぎると思い、そのときは積立を一切行わず、その期間が計12ヶ月に及びました。


入金ベースでみると12か月分プラスになります。レバレッジは当然下がります。もっとも先にランドの割安局面で2ヶ月分レバレッジ買いしたので、実質は10ヶ月分のプラスになります。(前借り買いした分は翌月入金したものとします)


この10ヶ月分の入金ベースでのプラスを次の下落局面で投入する。あるいはそこで15ヶ月分の資金を投下して、入金ベースではマイナスになった局面で次の上昇局面を待つ、とか。


こういうふうにレバレッジが使えるというメリットを最大限に利用して、竹がしなるような強弱をつけた投資を行うとリターンが上昇するのではないかと。


さすがに毎月積み立てていると、主婦が野菜の値段に敏感になるかのように、価格に対する価値観が生まれます。


これを完全に無視してドルコスト平均法にこだわるよりかは、むしろ積極的に利用したほうがいいのではないかと思います。


いろいろと検討するところはありそうです。