先日、ハンセン株価指数は20000ポイントを割れたところで、一段ときつい下げがありました。20000ポイントは割れないと見た人たちの損切りの投げがあったと思われ、その後急速にまた値を戻しつつあります。


今年の1月に中国株ポートフォリオが完成してから、何もしてなかったのですが、為替差益分でずっとプラス圏で推移していたポートフォリオがとうとう一旦はマイナスに転じました。


ハッとなってポートフォリオを見ると、やはりかなり下げている銘柄もあり、落ちる中国株を掴みにいくことにしました。


基本、下がっているものをリスク覚悟で買いにいくしかないと思っています。


さて、自分の所有銘柄の中で最も下げていたのが、紫金砿業(02899)でこれを若干の追加買い。金先物価格の下落の影響らしいですが、株価はリーマンショック頃と同じところまで下げてます。


次にきつく下げていたのが、天能動力(00819)と恒鼎実業(01393)で、これらも若干の追加買い。


恒鼎実業は四川省や貴州省のど田舎で石炭掘ってる芋っぽい企業ですが、ど田舎で芋っぽいポートフォリオを持って、芋っぽいブログを書いている私は親近感を覚えます。


2000年創業、2007年上場のまだ新しい企業ですが、こんな業態の企業が創業できて上場できるというところに今の中国の現状を感じます。


ITなんとかよりも、もっと身近で切実なニーズがまだ満たされていないのだと思います。


資金はアイフル株を売却して捻出しました。例えば、今年の1月にアイフル株は今よりも安く、天能動力の株価は今よりも高かったです。今ではアイフル100株で天能動力2000株と交換できるくらいのところまで、近接してきたのでトレードすることにしました。


アイフルの業績回復よりも天能動力の成長力のほうが期待できそうだと思ったからです。