この本を読んでサイバーエージェントの株式を買ったわけではなく、株式のほうはもっと前に購入してました。この本を読んでとりあえず長期で持っておこうかと思い直しました。
サイバーエージェントは社員の集合写真がキャバクラ嬢の集まりにしか見えなかったりして、自分とはちょっと違う界隈の人々のようにも思えて、投資対象としてはどうかと思うところはありました。
また、藤田氏がホリエモンと仲がいいので、何かグレーなことに足を踏み入れていないだろうかと不安に感じるところはあります。
ただ、本書には苦悩する経営者の姿がよく描かれていて、「この本一冊でも投資する価値はあるか」と感じました。
アメブロが軌道に乗るまでの経緯が詳細に描かれていておもしろかったです。
経営者の自著は所詮光の当たるところしか描かれないので、甘いと言われればその通りです。
まあ、素人だからそれでもいいかという感じはあります。
顔の見えない平凡な企業よりは、将来に希望のある企業へ投資したいと常に思っています。
あと、藤田氏の著作ではこちらのほうが前編みたいな位置づけになるでしょうか。どうもこちらのほうが評判がいいみたいですが、私はどちらもおもしろかったです。