不格好経営―チームDeNAの挑戦
南場 智子
日本経済新聞出版社
2013-06-11



売れているみたいですね。本屋で平積みになっていたので、読んでみました。


モバゲーが軌道に乗るまではいろいろな紆余曲折があったようで、ちょっとほろっときてしまい、DeNAに対する印象が若干変わってしまいました。


私、あの手の人間を金を吐き出すATMとでも考えているかのようなソーシャルゲームが大嫌いでして、一時期グリーやDeNAの業績が好調なときも、投資の対象として考えたことはありませんでした。


それがちょっと一冊本を読んだくらいで心が傾いてしまうのは、甘いと言われればそのとおりです。


PERなどの指標も割安で逆張りになりそうだということで、ちょこっとDeNAの株式を購入してみました。


人材も豊富でプロ野球経営にも乗り出したりと、同業のグリーよりかは大分成熟している印象です。


余談ですが、DeNAやリブセンスのオフィスを訪問しているブログを見たことがありますが、IT系の企業のオフィスは非常にきれいですね。


私もそんなに多くの企業を見たことがあるわけではないのですが、オフィスや工場のきれいさと企業のレベルは見事に正比例してました。


救いのない言い方ですが、汚い会社は何もかもだめです。


こういうIT系の立派な企業で働ける機会は一生ないでしょうから、株式だけでも買ってみようかというところです。