ちょこっと買ってみました。


12月25日に誰もが見向きもしないクリスマスケーキを買った気分です。25日のクリスマスケーキは明らかに割安ですが、ガンホーは腐りかけのクリスマスケーキかもしれません。


以前ガンホーはスルーしましょうという記事を書きましたが、では何で買いたくなってしまったのか?


一義的には株式分割で買いやすくなったというのがあります。少額なら買ってみてもよいかと……。


あと25日のクリスマスケーキのように旬を過ぎて値段が下がってきたので、食指が動きました。もっとも自分が買ったところからすぐに20%ほど下げてます(悲)


さて、本質的な理由としては、前回の記事を書いているうちに「ガンホーは本当にバブルなのか?」という疑念が持ち上がってきたからです。


ガンホーの長期チャートを見ていて思ったのは、ガンホー上場直後の2005~2006年頃から所有していた長期ホルダーはバブルにはほど遠いくらいしか報われてはいないということです。


もっとも株価は2006年以降、谷底に落ちるように下落しているので、ガンホーの長期ホルダーというのはほとんど存在しないとは思います。


当時の上髭の天井で買っていたら、今日の株価ではまだマイナスなくらいです。そうでない人もリターンは2倍~3倍程度でしょうか?


小型新興株のリターンとして8年で2~3倍というのはあまりうまくいったケースとは言えません。


ガンホーの長期チャートは谷底をはさんだ峡谷のようになっていますが、無理矢理ならしてしまうと、ゆるやかな経済成長に見えないこともない?


短期的にはじけたように見えるガンホーバブルは、長期的に見た場合、実はバブルの初動に見えないこともない?