中国の古典と中国書籍についてなら、あらためて勉強しなくてもある程度の知識を持っています。


ブラジル人が路上でサッカーをするがごとく、日本人が任天堂DSやプレイステーションで遊ぶがごとく、日々の生活の中であたかも空気のように慣れ親しんできたもの。


私の場合は、中国の古典と中国書籍がそれにあたります。


中国株投資というのも、中国をフラフラと漂っていた時期があり、また中国語もそこそこできるので、自分の特性を生かした投資だとは思います。


ただ財務諸表を読み込んで割安割高を判断するというようなファンドマネージャー風の投資ではなく、多分に歴史的な視点に基づいた投資方法です。


自分の本質的な関心は人文科学分野にあって、株式投資自体はそれの二次活用といった感じで、ピンポイントな視点から見るとちょっとずれています。


アンティーク投資はそんなに有望な投資方法だとは思いませんが、今まで自分が身に着けてきた知識が使えるなら、それを総動員しよう。


博物館で唐三彩の陶器を見たり、図書館や古本屋で古書を見てきたような経験が少しでも生きるのなら、それを少しでも取り込まない手はない。


自分の原点に戻るときがきたようです。