骨董屋というと、タダ同然で仕入れたものを素人にバカ高く売りつける、私が勝手に抱いていたイメージはそんな感じです。





ところが島津法樹さんの本を読むと、利益で3割強ぐらいしか見込めないものでも平気で仕入れている場面が結構あります。


利益で3割というと、ビジネスとしてはけっこう厳しいというか、真っ当な側面もあると感じるラインです。


まあ3割と言っても、300万円の3割なら90万円にはなるので、小売業における1万円や千円の3割とはわけが違います。


それでもかなりリスキーな仕入れだとは思うのですが、おそらく骨董品の場合、人気のものは不良在庫になりにくいのだと思います。


だから、利益で3割程度しかとれないものでも仕入れることができる。そして仕入れるとほとんど同時に人手に渡っていく、また仮にうまくいかなくてもその希少価値が極端に下がる可能性は低い。


一方、古本屋はというと、まさしくタダ同然で仕入れたものをバカ高く売りつけるといったビジネスモデルです。


同じ中古品を扱うビジネスでありながら、こういった違いがあるのはなぜなのでしょうか?