私が東京に住むようになってから四十六年たつが、デフレが続くこの数年を除けば、どの十年に区切っても生活費が倍以上にならなかったことは一度もなかった。(中略)



私は冗談半分に「定期預金をして金持ちになった人はいませんよ」と、この間の説明をしたが、銀行の人たちは私がこの話をすることをとても嫌がった。(中略)


物価の上がるときに定期預金をするのは徒歩で自転車のあとを追うようなものである。(p.92)


現在の日本は極めて例外的に長期のデフレに陥ったので、経済の発展史はインフレの歴史でもあるということを忘れそうになってしまいます。


インフレ下では定期預金の金利以上に物価が上昇するため、定期預金をすれば、お金を増やすどころか、どんどんお金が目減りしていくことになります。


その対策としてはお金を手に入れたそばから、資産価値のある不動産、株式、骨董などの現物にどんどん変えていくことです。


ブログの過去記事で定期預金代わりに株式を買うというようなものを書いたことがあります。


手前味噌になりますが、今のところ極めてよい結果を生んでいます。