流動性が高く、破綻リスクのほとんどない主要国の高金利通貨を対象に長期投資する場合には、レバレッジ2倍くらいは使わないとちょっともったいない気がします。


ただ生命保険代わりの個人版資産運用と思えば、そんなに大きなリターンを求める必要もなく、好景気のときにはレバレッジ1倍になってもいいから、膨大な含み益に胡坐をかいて、日本円ではありえない高金利を黙々ともらい続けるのも一興だと思います。


さて、バブルのときにはアンティークなどの実物資産を取り込んだらどうかという話ですが、中国切手は実際のところバブルの天井での投資は難しいと思います。


なにせ円安になったというだけで、ヤフオクの中国切手が値上がりするくらい敏感な商品です。


ヤフオクの相場観察というと、オークファンが有名で上場までしましたが、有料で地味な出費になります。


落札(おちさつ)というサイトをご存知でしょうか?こちらは無料で結構幅広くヤフオクの相場観察ができるので重宝してます。


ここ一年くらいで20%くらいの円安に触れましたが、このサイトでちょっと調べてみると、きれいに20%くらい値上がりしている中国切手があって、「通貨かよ!」というツッコミを入れたくなるくらいです。


ただ生命保険代わりの資産運用というと、いざ入院などの急な出費となったときには、その換金性の良さは重要で、ヤフオクでサクッと売れる中国切手は少額の積み立て投資の対象としては最適です。


ヤフオクには常時かなりの数の中国切手が出品されています。株式トレードの用語で言うところの板が厚い状態です。片言の日本語の質問も見かけるので、中国の業者も入っていることでしょう。


一方、中国古書についてはバブルの天井でも収集対象に困ることはなさそうですが、また別の問題があります。