今頃億万長者になって優雅なリタイヤ生活を送っていることでしょう。


もっとも当時中国は文化大革命の動乱のさなかにあったので、現実的に投資することは不可能でしたけれども。


さて何をもってそれが分かるか?


島津法樹さんの本を読むと、1980年頃、アフガン・ムガール貴族の衣装が国際オークションカタログに載ったのを見て、アフガニスタンの動乱を予測していたりしています。


亜細亜、骨董仕入れ旅
島津 法樹
講談社
2004-09



アンティークの動きを見ると、その国の政治、経済の状況が透けてみえることがあるようです。


アンティークとはいかないまでも、私の場合、中国書籍の価格変動を見ると、1970年代の中国がどん底の状態にあったことが分かります。