湯水のようにお金を消費する豪邸がいかに恐ろしいものであるかは、『紅楼夢』や現代の様々な著名人の例を見ることによってよく分かります。


持っているだけですさまじい維持費がかかるだけでなく、その価格と維持費の高さゆえに売ろうにも売れない。


では逆の場合、豪邸の対極にあるような粗末な住居はどうでしょうか?


実はこれが自宅用としては良い投資対象になるのではないかと思うようになりました。


どういうことか?


大体自宅用の不動産を買う場合、多くの人は一生に一度の買い物だからということで、少し無理したものを買ってしまいがちです。


そもそもこれが間違っている。


確かに持ち家は資産だといえますが、栄国府の例を見ても分かるように、自宅は同時に消費的な性質をも持ち合わせています。


つまり、購入した自宅のランクに合わせて、自分の消費レベルも決まってしまうということを表しています。


買ってしまった後で、万が一、収入が減ってしまってもそれにあわせて消費レベルを下げることなんてできない。


大富豪でなくても、普通のサラリーマンでもこの罠にはまってしまう人は多いと思います。