「金持ちの親戚がいるのでない限り、貧乏人から這い上がる唯一の方法は、リスクを取ることだ」


ささいなことですが、思い当たることはあります。


今年は日本株が先進国中、ダントツの上昇率を示したそうです。


上がった日本株を売却して、中国株をどんどん買っていくということをかなりしつこくやっていたのですが、最後には結局日本株ポートフォリオの方が中国株ポートフォリオよりも大きくなっていました。


こういう結果になったのは今年日本株が世界でダントツの上昇率を示した一方、新興国株式がやや不振だったという理由だけではないように感じます。


ではそれ以外の理由とは?


思い当たるのは、中国株よりも日本株についてのほうが明らかに自分はリスクをとっていた。


リスクを取った分、買値の半値ぐらいで低迷している日本株はありますが、一方、大型優良企業ばかりの中国株は低迷している企業も半値まで下落しているものはありません。


全体的には下落しなかった中国株の方がリターンは少なく、個別では大きく下落した日本株の方がリターンは大きかった。


もっともチューリッヒの公理が真実なら、私はもっとリスクを取らなければならないことになります。