中国出張中は現地法人の社員と仕事をすることも当然ありました。又聞きで彼らの待遇等について耳にすることがありましたが、まあ天と地くらいといったらオーバーですが、とんでもないくらいの格差があります。


基本給は言うに及ばず、出張手当も全然違いますので。


中国現地法人の社員は入社暦も短く、経験も少ないのは確かですが、仕事のかなりの部分はそれほどの質を求められないところがあるのも確かです。


極論すると、同じような仕事をやっていながら、これほど待遇に格差があるのは異常な状況であって、いつかこれは是正される方向に向かっていくのではないか?


と当時思いながら仕事をやっていました。


そういうことがあって、ずっと同じことを続けていくのは危ういと感じ、いろいろと試行錯誤しているうちに、会社を辞めてワープアになってしまったというへんてこりんな経緯があるのですが、今もう仕事を探すのがめんどくさくなっている理由もこのあたりにあります。


おそらく労働単価はこれから値下がりしていきます。


給料の高い仕事を一生懸命探そうとするのは、川の流れに逆流して泳ごうとするかのように労多くして益少ないことのように思えてなりません。