「希少性の前にお金は無力だよ。1962年の梅蘭芳の舞台芸術の切手は、偽物は別としてもう再生産することはできない」


「……」


「一方、金持ちなんてこの世に掃いて捨てるくらいいる。ならお金を出す方が競争せざるを得ない」


「つまりコアラカモ君は中国切手の価格がまだまだ上がり続けると思うわけ」


「お金はさほど希少なものでもないよ。持っている人からすればね」


「……。一度でいいからお金が希少なものでない身分になってみたいよ」


「中国産アンティークはおもしろいと思うけどね。お金が希少でない人たちと今後取引できる機会がどんどん増えていくと思うから」


「どういうこと?」


「中国では自動車を買ったり、株式を買ったりする人はまだ少数派でしょ?」


「多分ね。ただ地方都市でももう高級車が走りまくっているけどね」


@(・●・)@「なるほど。まあつまりそういうことさ」


「???」