邱永漢さんの本を読むと、昔の日本ではバカ高い不動産を売りつけられたかに見えた素人のほうが、プロの不動産屋よりも資産家になったと書いています。


なぜなら短期的な転売差益よりも長期的な不動産価格の上昇のほうがはるかに大きなリターンがあったからだとのこと。


そしてこれと同じことがアンティークの世界でも起こるだろうと言っています。


つまりアンティークも株式や不動産の長期投資のように一旦買ったらずっと持ち続けるのが、資産形成になるということのようです。


またこの投資戦略は、集めた切手や銀貨を全く売りたくなくなってしまった今の自分の心境にも合います。


とりあえず既に単元株買うくらいの金額を中国切手や銀貨に投資しました。


株式を買うときのように値下がりするようなら追加買いする用意はありますが、当分の間は様子見したいと思います。


平均寿命も延びた現在では、未知の投資にあわてて全力で飛び込む必要はありません。


しばらくはコレクションを眺めながら、その価格推移を観察したいと思います。


Collection












現金なもので、多分中国切手の価格が今の三倍くらいになればブログのアクセスも急増するのではないかと思います。


ということは、このブログが注目を浴びるのも何十年も先ということになりますが(笑)


大体安いときには見向きもしないのに、値上がりすると行列をなして集まるのが、世間の人々の行動習慣です。


今ならさしずめ中国株なんかは完全に放置されているような状態でしょうか。