わざわざ中国株を買わなくてもファーストリテイリングの株を買っておけば、中国株を買うのと擬似的に同じような高い成長力が期待できるのではないかと想像しています。


つまり国内株式については、新興のネット関連企業以外でも、新興国に積極的に進出する一見地味な事業分野を営む企業にも投資価値がありそうです。


ただ、今からファーストリテイリングの株を買っても遅くはないと思いますが、単元株がおいそれと買える金額ではなくなっていますし、できれば株価数十倍になってしまった今日ではなく20年前にそれを買っておきたかったところです。


しかし、手元に1997年の会社四季報があったので、ちょっと見てみると、そのころのファーストリテイリングは売り上げが数百億円で純利益も20~30億円程度の中規模企業です。


一方、同じ頃に赤字まみれとはいえ、今では中国企業の傘下に入ってしまったレナウンの方が事業規模ははるかに大きいくらいです。


1997年の時点に立ってみれば、この両者の勃興没落の様を想像できる人はまずほとんどいないのではないかと思います。


企業の栄枯盛衰を見抜くことはまことに難しい。


ゆえに皆安定の大企業株やインデックスファンドに投資したがるのでしょうが、その逆を突ければ、ワープア脱出の突破口になりそうです。


何か企業の栄枯盛衰を見抜くための手がかりとなるものはないのか?