邱永漢先生は日本統治下の台湾に生まれ、その後日本に留学、戦後はまた台湾に帰国するも香港に亡命、香港で若くして富豪の仲間入りをした後は、ビジネスや旅行で世界中を飛び回ることになりました。


こういう経歴のため、邱永漢先生は様々な国際格差を実地で知ることになり、日本のバブルの頃に書かれた著作にはいかに当時の日本の物価やサービスの値段が国際的に見て法外なものかを書いたものがたくさんあります。


では、邱永漢先生のように金持ちかつ時間に余裕のある人でないと国際格差を知る機会はないのでしょうか?


実はその機会はものすごく身近にあります。もちろん氏と同じレベルはとても無理でも、ほとんどタダ同然でそれを知る機会は、「日本人」なら誰にでも開かれています。


以前の記事でも書きましたが、それはネット上の他の日本人の海外生活経験の情報を参考にすることです。


「ああっ、海外に行っている日本人のブログを読んだりすることね。これはまたしょーもないアイデアをわざわざ書いたりできるね、ちみは(笑笑)」


とモニタ越しに失笑する人々の姿が目に浮かぶようですが、これをしょーもないアイデアに感じてしまうのなら、そのこと自体が、私から言わせれば、歴史も国際格差も何も分かっていないということになります。