暴落したときや万が一の出費にそなえて、余剰資金を持っている人は多いと思います。しかし、私の場合は常に全力投資なので、余剰資金は、ほぼゼロ。しかも今回のように危険な新興国通貨で中途半端なレバレッジがかかっている状態でした。


そういう状態でロスカットが起こるとどういうことになるかというと、所有している株式を値下がりしたドン底でブン投げないといけなくなります。


業火に焼かれる地獄絵図のような状態です。


含み益のたっぷりあった中国株や買ったばかりのロシア株を売り払い、当然日本株もバナナの叩き売りのように売らざるを得ませんでした。


ここ四年ほどで蓄えた株式投資の決済利益や含み益のほとんどすべてを吐き出し、丸裸にされたような形になりました。


ほんの一瞬の現れたZAR/JPYのレート7.592のために。


総資産に対するランド円のレバレッジは2倍にも達してなかったので、通貨の暴落による7.592なら対応できたかもしれませんが、業者のスプレッド拡大リスクを見落としてしまっていたことが、今回の失敗のすべてです。


例えるに、三国志演義の曹操軍なら、赤壁の戦いで大敗しても、北方に強大な地盤があるため、数年自国に引きこもれば、国力は瞬く間に回復するでしょう。


それに比べて、こちらは地盤とする土地もない黄巾賊の残党のような中年フリーターです。そもそもの兵力が過小な上に、一度でも大敗すれば、兵力の供給源はどこにもありません。


一時はすべてのやる気を失いかけました。