クラウドワークスの決算説明会資料では、インターネットを通じた商品の売買、すなわちEC(イーコマース)市場の取引額が1998年の650億円から、2013年の15.9兆円に拡大したと述べています。


15年で約25倍近くになったということになりますが、これは私の生活実感を振り返ってみてもそうだろうなと感じます。


1990年代後半、ネット接続が時間課金されていた頃には、時間が気になっておちおち買い物できるわけがなく、私もこの時期にネットで買い物した記憶はほとんどありません。


その後、ADSLなどの常時接続が当たり前になり始めた2000年代前半になると、結構いろいろなものをネットで買い始めた記憶があります。


おそらくEC市場が拡大し始めたのはこの時期からではないでしょうか?


それから、10年以上たった2016年の今だと、もうリアルで支払う金額よりもネットで支払う金額のほうが私の場合は大きくなっています。


私の場合、一番大きな消費(投資)は書籍代金で、ブックオフなどのリアル店舗でも買いますが、アマゾンなどのネットで買う金額のほうがはるかに大きいです。


また、多少値の張る家電製品をリアル店舗で買ったのは、もう思い出せないくらい昔の話です。最初こそリアル店舗で見て、ネットで買うというような比較作業をやってましたが、もう最近はアマゾンのレビューだけ見て買ってしまいます(笑)レビューが100以上もあったら、リアル店舗で得られる外観情報だけよりもそちらの方が参考になります。


結局、私の場合、田舎在住ということもあってか、リアル店舗のほうがネットより安かったケースが一度もなかったので、比較作業自体面倒くさくなってしまったのでした。過去、数多く購入したものの中には、リアル店舗のほうが安かったものもあったかもしれませんが、それは極一部の例外的なケースであり、トータルでは時間とお金の両方を節約できたと思っています。


さらに、最近はなんでもない食料品までもネットで買い始めたのが、自分にとっては衝撃的になっています。