超高齢化社会になっても、ネットの普及によって、高齢でもできる新たな仕事が続々と生まれて、年金の支給額が少なくてもそんなに悲惨な将来はやってこないんじゃないかという多少楽観的な想像をしています。


超長期的な株式市場が指し示すとおり、年々人類は豊かになっているのですから。


あともう一つ、楽観的な妄想として私が考えているのは、将来的には生活コストが今よりもずっと下がるのではないかということです。


例えば、今たとえ国民年金を満額掛けても年金だけではとても生活していけないから、年金掛けずに生活保護をもらった方が得だみたいな論調が一部でありますが、これは現在の短期的なトレンドであって、今後もそういう状況が続くとは限りません。


国民年金だけでもなんとか生活していけるような社会情勢になれば、生活保護の支給額も当然のように引き下げられるだろうからです。


同じような一つのトレンドとして、今なら公務員が人気の職種ですが、仮にまたバブルのような超好景気がやってきたとして、同級生が待遇も仕事内容も充実していく一方、単に自分より年齢が上であるというだけで無能な上司の方が給料が高い公務員社会で一生を終えて、「ああっ、公務員になってよかった」と本当に思えるでしょうか?


トレンドというものは常に転換しますので、自分の志向を踏まえて後悔のない選択をする必要があります。


さて、生活コストが将来的には今よりも低下していくのではないかという想像は、流行りの年金持って海外移住ということではなく、日本国内においての話です。


江戸時代の長屋のようなものが復活するのではないかと、私は妄想しています。