ドル円で15円の値幅というと、スプレッドどころではなく、一年間で動く変動幅レベルです。これを一瞬の間に出してしまったのは言い訳不可能ですので、楽天FXの事後対応は早かったと思います。


とはいえ、事後対応を二段階に分けてしまったりとかしてますので、「苦情で炎上してようやく腰をあげたのか」と勘ぐってしまいます。


今回の件で恐ろしいと思ったのは、結局FX事業会社のさじ加減一つで、自身の破産までおっかぶせられる可能性があるということです。


「急激な相場変動でスプレッドが広がってしまいました。当社はカバー先の提示したレートを表示しただけで責任はありません。約款には同意した上でのトレードですよね?(ワープアが一瞬スプレッドが広がったくらいでロスカットされてんじゃねーよ。うちの大半の顧客様は低レバレッジの長期運用だから誰も微動だにしてないわ。わめいてるのはおまえだけ)」


と、もしFX事業会社にシラをきられたら……。裁判沙汰になるか、ワープアトレーダーなら泣き寝入りするしかありません。


実はこれに対抗する策はひとつだけあるのですが、今のようにデイトレで勝てもせず、取引枚数も増やせないうちは杞憂でもありますので、また私が常勝トレーダーになったときには記事に書きたいと思います。(そんな日来るのか?)