大分回り道しましたが、本題に戻ります。ど田舎の田んぼの中の工場に、移民のミニマム版とでもいうべき外国人研修生が進出してくる様を私は偶然目の当たりにしました。


ただ、これがただちに今後どんどんエスカレートして、日本人の仕事を奪うようになるかというと、そうはならないとも感じました。


日本での仕事や日本企業の業務については、やはり日本人に大きなアドバンテージがあり、その格差が今後も移民たちの前に城壁として立ちはだかり続けると思います。


私がど田舎の田んぼの中の冷凍食品工場で見た中国人研究生たちは、中国残留孤児が日本への適応に苦しんだケースと全く同じ二つの問題を抱えていました。