カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

トルカモの不思議なアンティーク投資

円安ならヤフオク

世は円安です。


1ドル106円とか107円くらいのときまでは、タオバオでいろいろとお買い物していましたが、120円になるとさすがにげんなりしてしまって、最近は何も買っていません。


少し前まで1ドル100円くらいで計算していたような気がするのですが、あれは一体何だったのでしょうか?


ああ、あの頃に中国株買っておいてよかった。どうして80円台のときに買えなかったのだろうとあのときにはほぞを噛みましたが、今から思うと、1ドル100円でも十分安い。


ちなみに1ドル120円に近づいてからは、中国株はかなり低迷してました。通貨高で株安になる構造は日本とよく似ているようです。


人民元高ではあるが、中国株はまだ買えると当時思っていましたが、それも最近跳ねました。結局、中国経済の成長は、人民元高を蹴散らしてしまうようです。かつての日本と同じように。


このあたりの状況、実際にポジションを持っているとよく分かります。みんなで怖がらずに中国株を買いましょう。


さて、円安なので、もっぱら目線は国内に向かいます。お買い物ならヤフオク。個人間取引なら消費税もいりません。


何でも安いというわけではないですが、ヤフオクが一番安いというものは結構あります。

私はGOLDを買わない

各種ETFを1枚づつくらい観察用に買っていることは以前書いたことがありますが、2年くらい前に買った金、銀、プラチナのETFは未だに含み損があります。


それよりもずっと後に買った株式や不動産ETFですら軒並み値上がりしていることを考えると、こういう商品は投資の対象としてはやはり不適だという結論に至っています。


かろうじて、売買差益を狙う投機の対象としてはありでしょうか。


ただ、自分の場合は含み益の増大を狙う投資がメインなので、今後、金、銀、プラチナ、石油なんかを積極的に買うことはなさそうです。


今後の戦略としては、投資の主体はやはり株式、資産規模が大きくなってきたら不動産も取り入れて、おまけでアンティークも収集するいったところでしょうか。


金積み立てするくらいなら、おそらくアンティークコインを素人目立てでも買ったほうが随分とましだと思います。


鑑賞性があり、値がさのものを選べば保管場所にも困りません。いま人体実験中ですが、金や銀なんかよりも値上がりすると思います。


もっともアンティークコインよりかは、株式を買ったほうが随分と良いと思っているので、株式市場がバブルでない限りは、積極的にコインを買ったりすることはありません。


ただ、目についたものがあれば買っていくことになります。


さてでは今回新たに気になったカテゴリーとは?

アンティークは超長期保有で その2

邱永漢さんの本を読むと、昔の日本ではバカ高い不動産を売りつけられたかに見えた素人のほうが、プロの不動産屋よりも資産家になったと書いています。


なぜなら短期的な転売差益よりも長期的な不動産価格の上昇のほうがはるかに大きなリターンがあったからだとのこと。


そしてこれと同じことがアンティークの世界でも起こるだろうと言っています。


つまりアンティークも株式や不動産の長期投資のように一旦買ったらずっと持ち続けるのが、資産形成になるということのようです。


またこの投資戦略は、集めた切手や銀貨を全く売りたくなくなってしまった今の自分の心境にも合います。


とりあえず既に単元株買うくらいの金額を中国切手や銀貨に投資しました。


株式を買うときのように値下がりするようなら追加買いする用意はありますが、当分の間は様子見したいと思います。


平均寿命も延びた現在では、未知の投資にあわてて全力で飛び込む必要はありません。


しばらくはコレクションを眺めながら、その価格推移を観察したいと思います。


Collection












現金なもので、多分中国切手の価格が今の三倍くらいになればブログのアクセスも急増するのではないかと思います。


ということは、このブログが注目を浴びるのも何十年も先ということになりますが(笑)


大体安いときには見向きもしないのに、値上がりすると行列をなして集まるのが、世間の人々の行動習慣です。


今ならさしずめ中国株なんかは完全に放置されているような状態でしょうか。

アンティークは超長期保有で その1

アンティークコイン投資に関する本が近年続々と出版されたので、それを集めている人のブログも結構見かけるようになりました。


中にはコレクターなのに頻繁に売買してしまっている人もいて、これだと株の短期売買と大差ないように思います。


「本に書いてあるように簡単儲かるわけじゃないよ」


という嘆きがブログから聞こえてきそうですが、私も今収集したばかりの銀貨や切手を無理に売却しようとすると、普通に元本割れすると思います。


そもそもアンティークコインや切手はそんなに激しく値上がりするものではないと思います。





こちらの本の中で最もうまくいったアンティークコイン投資の例としてあげられているケース。


毎月5万円ほど、25年と総額1500万円かけてコツコツ集めたアンティークコインを家人が大病にかかったためネットオークションで半分(1000枚程度)売却したら、1億8000万円になりました。残りの半分も売るなら、4000~5000万円くらいにはなりそうです。


という話。


一見すごいと思ってしまいますが、株式ならこれくらいのリターンは結構ありそうな数字だと思います。


25年くらいの期間でチャートや企業を観察する株式投資家はとても少ないので、そういう例があまりあがってこないだけではないかと。


逆から見ると、毎月5万円くらい積立投資できる経済力があれば、老後の心配など実はいらないのかもしれません。


このアンティークコインの例のように2億円とはいかなくても、積立投資で5000~6000万円にも達すれば、ほとんどの大型の出費には対応できるでしょうし、積立を止めた後も資産はゆるやかに増加するだろうからです。


意外と安心は足元に落ちているというところではないかと思います。

中国切手トレードは挫折

副業にでもならないだろうかと思って、取り組んでみた中国切手トレードですが、早くも挫折しました。


主要な原因としては二つあります。


一つ目はタオバオやヤフオクを見ても、それほど売買差益のありそうな案件は数多くありません。


けっこうきわどい鞘抜き売買になりそうなものが多いです。


労多くして果たして利益はちゃんと出るのか?


疑問符が出てきていたときに、挫折の二つ目の原因となる感情が湧き上がってきました。


「うっ、売りたくない!」


未使用の切手は高いので、消印ありの使用済みの切手を集めていたのですが、当然切手に押された消印や保管状態は千差万別です。


それぞれに歴史を潜り抜けてきたなんとも言えない味わいがあります。


つまり所有欲がくすぐられてしまい、売るなんてもったいないと思うようになってしまったのです。

1DKでもできるアンティーク投資 その2



26年前に書かれた本ですが、アメリカで過去五十年間にもっとも投資収益の高かったのはアンティークコインだと書かれています。


また、1983年から1987年までの五年間をそれぞれ遡って十年間の主要投資商品における値上がり率を見ると、アンティークコインがトップで、切手も大体二位三位に顔を出しています。


データの信憑性に疑問は残りますが、最近のアンティークコインブームのはるか前に書かれた本ということで、参考にはなります。


私が買おうと思っている中国エリアだと、アンティークコインよりは、切手の方がメジャーなように感じるので、こちらを主に収集しようと思っています。


というわけで、今後アンティーク投資は、保管スペースの問題がなく、流動性と換金性に優れた切手とコインに対象を絞っていきます。

1DKでもできるアンティーク投資 その1

アンティークコインと切手だと思います。


たまに東京とかに行く機会があると家賃の高さにびっくりします。ビジネスホテルもとても狭い。


貧乏人が上京するのは搾取されにいくようなものだと思います。都会はお金がないとつまらない場所です。


今はど田舎の実家に寄生していますが、とはいえ無限にスペースがあるわけではありません。自分の場合、本が既にとてつもなくある上にまだ増殖中です。


となると、現物資産になりそうなアンティークを買うにしても、何でも買えるというわけではありません。


アンティーク投資に目覚めた初期は、それこそ変な皿とかいろんなものを買ってみたのですが、そんなものを置く場所は、本格的に買い始めたらすぐになくなってしまいます。


というわけで、保管スペースの制限を受けず誰でも集められるアンティークとなると、コインと切手に落ち着くのかなと思います。


この二つが流動性や換金性にも優れていて、趣味のアンティークの域を越えて、資産運用のポートフォリオに加えうる。


つまり常に買いたい売りたいという人が多数いて、ヤフオクなどに出品すれば、相場価格まではほぼ必ず上昇する。


これらには擬似通貨に近い性質を感じます。

商品投資から撤退

ブログの更新は落ちてますが、投資戦略は微調整を繰り返しています。


タイトル通りですが、商品投資から足を洗いました。


昨年の4月くらいに金、銀、プラチナのETFを1単位だけ買っていたのですが、プラチナ以外はいまだに含み損がある状態です。


一方、それより後から買った日本株や中国株、米国株ETFの方がはるかに含み益が出ています。


それだけでなく、今年に入ってから買ったインドやタイなどの新興国株式のETFにも軒並み含み益が出ています。


一年ちょっとの期間で判断するのは早計かもしれませんが、超長期的には株式が一番経済成長するというのは正しそうだと感じています。


GOLDはお札のようにインフレで価値が減価したりはしませんが、株式のように会社の中の人が汗水流して利益を生み出すといったことはやってくれません。


金の積み立てなどは既に資産を築いた人がそれを守るために行うという場合には極めて有効でしょうが、ワープアの資産形成プランとしては不適かなと思うようになりました。


商品については投資というよりも投機、下がったときにガツンと買って上がったときには一気に売り払うというスタイルがよさそうです。


もっとも自分にそれを実践する機会があるかどうかは分かりませんが。


現物資産投資は商品ではなくよりリスキーなアンティークに的を絞っていこうと思っています。

中国切手図鑑 その3 文7 毛主席詩詞 2種 1967年

文化大革命の時期には、国民的英雄の毛沢東をモチーフにした記念切手が数多く発行されました。

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こちらのシリーズは第1セット、第2セット、第3セット併せて全14種あり、うち1種類だけがこの唐詩を筆写する毛沢東の写真をモチーフにした切手です。


日本人の目から見ると、毛沢東は政治家のイメージしかありませんが、中国人にとっては詩人や書道家としても著名な存在です。

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毛沢東が自作の詩を手ずから書き記したものです。独特の生命力溢れる書体は魅惑的です。


1961年の廬山会議のときに、江青が撮った廬山の風景写真を見て、作ったものだそうです。


これ以外にも12種の毛沢東の詩文切手があり、すべて揃うと、使用品、未使用品ともに高額切手の部類に入ってきます。

中国切手図鑑 その2 紀94 梅蘭芳舞台芸術 1種 1962年

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京劇の天才的な女形(おんながた)だった梅蘭芳(1894-1961)をモチーフにした記念切手です。


タオバオの同一店舗で3枚売られていたのをまとめて買いました。状態が悪いので、3枚買っても1000円もしないくらいでした。


3枚目は退色してます。3枚とも微妙に違うように見えたりするのですが、私の気のせいでしょうか?


さて8種で揃いになるのですが、ヤフオクだと使用済みのものでも二万数千円くらいはするようです。


ebayやタオバオだともっと高いので、買うのならヤフオクで買おうと思っています。


ちなみに8種の市場価格はすべて違います。


最初はそのことにすら気づかず、5枚出品のものを見て、「5枚揃ってこの価格なら安いなあ」とか思ったのですが、単に価格の安い5枚が揃ったセットでした。


この金国の兵士に抵抗する女将軍、梁紅玉を演じた切手も一番価格の低い種類のものです。
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