カモネギFX

株式投資、FXデイトレード、古書収集などをド田舎で行っている資産運用ブログです。

楽天FXだけリーマンショック(戦慄の未遂事件) その2

「はて、楽天被害者の会って何?」


と思って、2ちゃんねるのスレッドを開いて見たのですが……。
まずはネットで拾ったこちらの画像をご覧下さい。

bid
































ask
































Spread











「スプレッドが1503.9pips!!!」


一瞬何を見たのかよく分かりませんでした。ほんの0.2秒くらいの出来事だったようですが、当時のドル円のレートは110円台でしたので、そこを中央値にして約15円ものスプレッドが開いたのです。


ちなみに昨年の晩夏、私がカブドットコム証券でランド円のポジションが狩られたときも比率にして同じくらいのスプレッドが開いたのですが、ask(買い)は異常値なし、bid(売り)のみ異常スプレッドが表示されました。つまり、あのときはロングのポジションだけが狩られたわけです。


今回の楽天FXの異常スプレッドでは、ロングとショートのどちらのポジションもロスカットされたことでしょう。


結局、楽天FXはレートの誤配信ということで、事後対応を行うようですので、惨禍に巻き込まれた人たちも被害は最小限に留まると思いますが、今回の件はいろいろと考えさせられるところがありました。


最初、この事件を見たときには、自分のトレード戦略が根底からひっくり返されたと思い、相当へこみました。


「もし100枚でデイトレしてたら、いきなり-750万円……。破産じゃん」


「ワープア脱出の望みは絶たれた……。もうダメポ _| ̄|○ 」

楽天FXだけリーマンショック(戦慄の未遂事件) その1

昨夜、かなり衝撃的な事件があったのですが、ネット界隈ではあまりニュースにも話題にもなっていないようなので、私の路地裏ブログでは、記事に残しておこうと思います。


さて、事件は昨夜のことです。例のごとく、1枚で慎ましくドル円のデイトレードを行っていたときのことです。


私のトレードスタイルは、逆指値を-6pipsで入れるスキャルピング風のデイトレードで、損失を小刻みに積み重ねる一方、利が乗ったポジションは数時間でも持ち続けるというものです。


さて、昨日の夕方頃からどんどん円高になり、下がっていくチャート。逆張りで仕掛けては何度も損切りを繰り返し、既に損失は40pipsを越えていました。


「ああっ、今日もダメポ _| ̄|○ 」


諦めかけた午後九時過ぎ……。


なんと、突如円安に振れ、火柱が吹き上がるようにチャートが上昇し始めます。


「おおっ、こっ、これは東南の風。いまじゃ、ものどもかかれ!」(三国志風)


結局、なんとか+20pipsでその日のトレードを終えることができました。


「でも、結構噴き上げたなあ。何かニュースでも出たのかな?」


と思い、2ちゃんねるの市況2を見にいったら、「楽天被害者の会」なんてスレッドが立っています。


「はて?」と思って開いたら……。


(未遂で終わったけれども、戦慄の事件については次回)

日本人のための副業FX その3

もっと細かく観察すると、日本時間の夕方あたりから、気の早いロンドン勢が、分かりやすいトレンド相場を作ったり、相場転換をさせたりすることもよくあるのですが、FXのためだけにその時間帯からトレードできる日本人というのは少ないと思います。


そこまでできなくても、私の印象だと、日本時間の午後八時から午前二時くらいまでの間、このくらいの時間帯なら、それなりに忙しく働いているサラリーマンでも、自宅で自由時間を過ごしている人が多いと思います。


本格的に相場が動くには、より多数の参加者が必要です。ロンドン市場とニューヨーク市場が重なりあうこの時間帯にトレードできるのなら、副業としては十分な環境だと思います。


逆に裏から見ると、専業トレーダー向きな国は、ロンドン周辺の欧州ということになるでしょうか?取引高最大のロンドン市場で目覚めと共にトレードできるだけでなく、残業感覚でニューヨーク市場でも延長トレードできます。


住んでいる国によって、FXトレーダーにも専業向き、副業向きがあるというのは、最近まで考えてもみなかったことです。


もっともこれは、デイトレードやスキャルピングなどの時間軸の短いトレードに限った話で、スイングトレードやスワップ運用なら、どこの国に住んでいようと関係ないことです。


自分の場合は、高いレバレッジで少ないpipsを取るレバレッジトレーダーを目指しているので、副業で挑戦し易い日本の環境は、偶然の幸運ということになります。


結局、最大の関門は、「デイトレードで勝つ!」ということになりますが、しばらく諦めずに頑張ってみようと思います。

日本人のための副業FX その2

私の今の生活スケジュールだと、早起きたときには、出勤前の食事や着替えなどでトレードする時間はないし、またマーケットの方でも閑散相場の上にスプレッドも広がったりしているので、好都合です。


その後、仕事から帰ってきた午後五時過ぎにはもうロンドン市場が開いていて、ギラギラのネオンが輝くようにbidとaskのパネルが点滅して活発な売買が始まっていて、何かパチンコ屋のようでもあります。


ポジションを持ってしまったとかちょっといい感じでチャートを見ていたいというときは、入浴や食事の時間を少しずらしたりしますので、つまりは帰宅後の自由時間のすべてをFXトレードに当てることができます。


外でワープア労働に励んでいるか、家でFXトレードに精を出しているかの二択の生活です。素晴らしい!(←勝てれば)


結局、こういう有意義(?)な二重生活ができるのは、日本に住んでいて、世界の主要マーケットであるロンドン、ニューヨーク市場との時差があるおかげです。

日本人のための副業FX その1

最近は大分FXに入れあげている感じですが、それには理由があります。


副業として考えた場合、FXのデイトレードは日本人にとってかなり有利な環境が何気なしに与えられているからです。


その有利な環境とは時差です。


株式のデイトレードをしている人などは、市場が開くのが、9:00~15:00でなくて、夕方とか夜、例えば、18:00~24:00や20:00~2:00とかなら、昼間働きながら、夜副業でトレードできるのにと一度くらいは妄想した人も多いのではないかと思います。


期せずして、日本人にそういう環境が与えられているのが、FX市場です。通貨トレードは世界の金融市場を順繰りで回っていくため、24時間取引が可能ですが、各国の市場によって取引高が全く異なります。


最大の取引高を誇るのがロンドン市場で、それに次ぐのがニューヨーク市場、我らが東京市場は第三番手になります。


前々職が午後から夜半にかけての仕事だったので、午前中FXトレードしてましたが、まあ閑散相場で困りました。


確かに東京時間でもかなり相場が動くときはあるのですが、夕方夜間に比べるとやはり裏市場とでもいった感じがあります。


もっとも東京時間しかトレードしないFXトレーダーの方たちもいますので、一概には言えないのですが、両方経験した自分としてはやはり表通り市場でトレードした方が有利だと感じます。

FXトレードはどうなってる?

最近は何のブログだか分からない感じですが、一応FXトレードブログでもあります。


「もうワープア脱出にはFXのデイトレしかない!」


と思いつめて、仕事をアルバイトレベルにまで落として約三ヶ月経過……。


案の定、絶賛ボロ負け中です。


少額のリアルトレードで負ける→デモトレードに撤退→デモトレードでも負ける(がっくり)→デモで勝ち始める(おおっ、いけるるうっ)→リアルトレードに再上陸→少額のリアルトレードでやっぱり負ける→以下、無限ループ


救いようがありません。リアルトレードはマネパ、デモトレードはDMMでやってます。トレード通貨数量が増えると、食べ物が送られてくるサービスが各FX業者で行われているのは知っていましたが、マネパで今回初めて食べ物を二度ほどもらいました。いやしかし、食べ物の金額どころではないくらい負けているので、1食1万円とかの喜多方ラーメンを買っているのと同じことになります。どこにそんなラーメンあるんだ(笑)FX業者は儲かるはずです(笑笑)


デモトレードはスリッページがないので、リアルトレードよりは多少勝ちやすいはずですが、私の感覚では、両者には大差がないように感じるので、まずデモトレードで勝てないうちはリアルトレードに移行しない方が賢明だと思います。貧しき人は特に。


さて、アルバイトレベルにまで落とした派遣のお仕事は、あまりにもアルバイト的で高校生でもいいような程度のものでうんざりしてしまい、さらに転職して、五年ぶりくらいに正社員の仕事に復帰しました。


とはいえ、田舎の零細工場の仕事で、カルチャーショックを受けるくらいに仕事量が少なく、今までの残業時間はゼロ。派遣時代よりも収入は下がりました。こうなってくると、正規雇用や非正規の境界線はあんまり意味のないものなのかもしれません。


ただ、通勤時間片道10分程度のため、朝7:40分に家を出て、夕方17:20分頃には自宅についているというのは、これもまたかつて経験したことのない領域の短時間労働です。


あと半年か一年程度は失業保険をもらいながらFXトレードをやっているというくらいの気持ちで、現状放置しようかと思います。


もうFXのデイトレしかない!(←アホ)

老後破産という陽炎 その21

最近は古い本ばかり買って読んでいるので、頭の中が自分の親の世代を通り越えて、おじいちゃん脳のようになっています。歴史の教科書で聞きかじっただけのいろいろな事件の詳細を知るにつれて、


「なんと現代の日本に生まれたるは幸運なことよ」


という気分になるのですが、


「でもあなたは現代の日本の中ではワープアで負け組だよね」


という批判を受ければ、それも事実のようにも思えるのですが、それでもそれは顕微鏡的な事実に過ぎないと思います。


歴史的、グローバル的な視点から見ると、どうみても今の日本人は超恵まれています。


それにまず気づけるかどうかに資産形成の入口があり、その次には過去の歴史の中にお金儲けのいろいろなヒントが隠されているように見えますので、そのあたりを今後追っていこうかと思っています。


マスメディアが煽る格差拡大なんていう話は、直近10年20年に限った顕微鏡的事実でしかなくて、100年単位で見れば、格差はとんでもないくらい縮まっています。


老後についても準備はしないといけないでしょうが、真面目に働いて、節約して、投資して、さらには何か起業や副業の機会はないだろうかと日々考えていくなら、少しも心配する必要のない性質のものだと思います。


グダグダに書いてきましたが、過去の驚異的な経済成長の歴史を振り返ってみると、長生きしたら悲惨な老後が待っているなんて心配する必要は全くなく、安心して「長生きして勝つ」という戦略を実行していいだろうというのが、私の考えです。

老後破産という陽炎 その20

国民年金を満額受給しても、今なら月額65000円程度のようです。持ち家かどうかという点を除いて考えても、人間一人がこの金額で生活していくのは現状難しいと思います。


ただ、結婚するのが当たり前、離婚するのは珍しい、正社員が当たり前だった世代が今ようやく高齢者になろうとしている段階なので、新たな変化が訪れるのはまさにこれからということになります。


「国民年金しかない単身生活者」でも江戸時代の長屋のように、一人よりは十人、十人よりは百人、百人よりは千人と結集すれば、想像を超えるようなローコストライフが実現する可能性があります。


街レベルの未来長屋ができると、食堂も屋台も朝から晩まで開きっぱなしで、自炊する必要は一切なし、スーパーや病院も高齢者目当てに進出してきて、車なんかなくてもすべて徒歩圏内で生活可能、といったように貧しくともそれなりに快適な生活ができるようになるかもしれません。


未来の娯楽なんて、タブレット端末一つあれば、読書から映画鑑賞、ゲームまですべてすんでしまうでしょうから、個人の居住スペースについては江戸時代の長屋とさほど変わらない程度の方が掃除の手間が省けて逆に楽だということになるかもしれません。


まあすべて妄想の域を出ないのですが、妄想の根拠となるのは、グローバル的な視点です。グローバル的に見れば、月収65000円という収入は決して低くない。


世界における自分の収入と資産のランキングが分かるサイトなのですが、年収780000円は今だと世界上位20%に入っています。グローバル的に決して貧しくない人々が数百人、数千人、数万人と結集すれば……。妄想とは言え、期待してしまいます。


未来の日本の老人たちはゴージャスではないけれど、それなり居心地のいい「ユニクロホーム」で、自炊も掃除もせず、朝から晩まで遊んで暮らしているかもしれません。


その様子をyoutubeで見た新興国の人々が、「これこそ理想のライフスタイルだ。俺も日本人になりたい!」とか「これくらいの金額なら俺だって払える。なぜ我が国にはユニクロホームができないのか」といったコメントをつける。


それに「日本のように(新興国から見れば)高額の国民皆年金制度がきちんと普及していて、平均寿命も長い日本だからこそ成立するビジネスであって、年金支給額も加入率も低く、おまけに高齢になる前に大半が死んでしまう我が国ではこの大規模集合住宅は到底採算に乗らない」といった分析のコメントがつく。


いや、まあすべて妄想です。

老後破産という陽炎 その19

私一人が懐かしがっているだけで、ほとんどの人にとってはどうでもいい話題でしょうが、成都市の繁華街のメインストリートは春熙路というところで、動画に上がっていた風景がその近辺のものだったので、すぐに分かったのでした。


私がいた頃は、イトーヨーカ堂はありましたが、伊勢丹やユニクロはありませんでしたし、ファミリーマートのようなコンビニもまだ一軒もありませんでした。


ちなみに動画製作者の方が、「洋服が日本と変わらないくらいの値段だ」とか、「若者が高い服をバンバン買っている」と言っていますが、春熙路あたりは百貨店や衣料品店が非常に多いです。


10年以上前の留学中は私も服を買うときにはよく行っていたのですが、当時は「確かに日本よりも安いけれど、そんなに安くはないなあ」と思った記憶があります。


もちろん春熙路近辺の消費水準は高いので、普通の中国人はそういうところでは服を買わずに、もう少し品質の良くない服を安く買っていたのだとは思います。


しかし、今あらためて当時を振り返ってみると、私が中国の衣料品をそんなに安いと感じなかったのは、日本ではユニクロが既に衣料品の価格破壊を進行させた後だったからだと思います。ただ日本人で日本で生活しているとそのことに気づきにくい。


ユニクロが本格的に海外進出する前の頃の話だと思いますが、邱永漢さんの本に日本にやってきた台湾人や中国人がユニクロの服を安い安いと大量に買って帰るという話が書かれていました。


邱永漢さんが「ユニクロの服はメイドインチャイナですよ。それをお土産に買って帰るのですか?」というと、「いや、中国(台湾)にはないですから!」と答えるという笑い話のような話なのですが、実はこれが笑い話でもなんでもなく、ユニクロが海外進出する前から、すでにグローバルレベルでの価格競争力を持っていたということを如実に物語っています。


日本人よりも所得水準の低い中国人がわざわざ日本で買っていくということがその証なのですが、そのちょっと奇妙に見える現象に早くから気付けていれば、ファーストリテイリングの株を早くから買って、今頃は仕事なんかワープアでもなんでもいいやという状態になれていたのにと思います。


あまりにも身近に浸透しているものの価値に人はどうしても気づきにくい。数十年後、日本において高齢単身者が激増すると、老人ホームならぬ「ユニクロホーム」とでもいうような住生活環境の価格破壊が起こるのではないかと私は妄想していますが、仮にそういうものが日本で一般化しても日本人はその特殊性に気づかないかもしれません。

老後破産という陽炎 その18

youtubeを十分に活用できていなかったと最近感じています。長い間、おもしろ動画を見るくらいにしか利用してなかったのですが、腕時計の電池交換方法の動画がアップされていたり、中学校教科の学習塾的な動画があったりと、「なるほどこういう動画もあるのか」と最近目からうろこが落ちています。


Gショックの電池交換をメーカーに頼むと数千円くらいかかるのでしょうが、動画を参考にしつつ自分で交換したので、防水機能は失われましたが、200円くらいで済みました。ワープアの節約術は日々進歩します。

2020年 ITがひろげる未来の可能性
JBCCホールディングス株式会社
日経BPコンサルティング
2014-05-29




学習塾的な動画をアップされている方は書籍のインタビューを受けていたようで読んでみましたが、ネットにつながったパソコン一つあれば、家庭の経済格差を軽減できる可能性があるということで、夢がある話だと思いました。子供たちのyoutube動画への感謝のコメントがその明るい将来を物語っています。


さて、youtubeは広告設定をすると、1動画再生あたり、0.1円程度の収入になるらしいです。100万回以上再生されているようなメジャー動画はそれだけで数十万円の収入をもたらしていることになります。最近はyoutubeの動画再生による広告収入だけで生計を立てる素人芸能人のような人々も出てきています。


そこまでの収入はもちろん普通の人には縁のない話でしょうが、奇をてらったおもしろ動画でなくても、長く人々の参考になるような動画を作成できれば、著作権収入のようなものになるかもしれません。


ブログ記事だけでなく、動画コンテンツを後世に残すことを考える時代になっているのかもしれません。


最近は日本人の海外旅動画なんかも見ています。ワープアで海外旅行にはいけないので、外国の路地裏までタダで見せてくれる動画提供者は神のような存在です。


そして、たまたま昔自分が留学していた四川省成都市を最近通過した旅行者の動画を見つけました。


自分が四川省成都市にいたのは、もう10年以上前のことなので、かなり変わっていました。さて、成都市もかなり大きな都市なのに、「あっ、あそこの風景だ」とすぐにわかった理由は……
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