競合他者との差別化ができないときに価格面で思いっきり買い叩かれる、ないしはふっかけられるのが搾取の基本的な構造です。


「あんたでなくても、よそでいくらでも買える(売れる)のよ」


ものを買うにしても、仕事を探すにしても、なるべく搾取されないような意識を普段から持つことが地道な資産形成への近道です。


同時に、自分が搾取できる場面があったら、遠慮せずに徹底的に搾取するべきです。


自動車保険の比較見積もりサイトは日本のwebサイト上に溢れています。しかし、どこもただ単に損保各社への見積もり依頼を代行しているだけで、ほとんど競合他社との差別化ができていません。


しかし、自動車保険は儲かる商品であり、この商品をどうしても売りたい業者が数多くいる。


となると、業者間の顧客獲得競争は激しくなり、彼らの方から我々の方へ腰を折ってなびいてくるしかありません。


見積もり依頼を出すだけで保険契約せずともアフィリエイト報酬と出したりといったように。


似たような状況にある業界は探せば他にも数多く存在します。


例えば、FX業者も全く似たような過当競争に陥っています。彼らもどうしても顧客が欲しいため、極めてゆるいハードルでアフィリエイト報酬を支払わざるを得ない。これを利用しない手はありません。


身近にある搾取の構造に気づきましょう。