全労済のこくみん共済にいつ入ったのか覚えていないくらい前(多分学生の頃)から入っていましたが、今年解約しました。


つまり今は生命保険ゼロ状態です。


「掛け捨ての安いのでいいから、一つくらいは生命保険に入っておいた方がよい」


というなんだか根拠不明な信仰に基づいて長年掛け金を払い続けてきたのですが、よくよく冷静に考えてみると、


「パラサイトシングルの自分が死んでも経済的に困る人間は誰もいない」


ということに気づき、葬式代くらいは既に持ってるよということで、こくみん共済を解約しました。家族構成が変わるようなことがあれば、生命保険を再度検討することがあるかもしれませんが、現状自分の場合は生命保険は必要なさそうです。


ちなみに10年以上掛け金を払い続けてきましたが、保険金の請求をしたことは一度もありませんでした。


この無駄に支払われた掛け金が他の有益なことに使われていたらどうなっていただろうと思って、共済解約後に始めたことがあります。


それはインデックスファンドの積み立てです。


以前の記事でインデックスファンドも投資対象からは外すと書きましたので、これは投資というよりも積み立て貯金に近い性質のものです。


払ったとたんに三割減価される生命保険に比べたら、アクティブファンドの3%の信託報酬なんて誤差の範囲内です。ましてやインデックスファンドなんかにいたっては、ほとんどただ同然。


もちろんインデックスファンドの積み立ては生命保険の代用品にはなりません。ただ積み重なれば、ちょっとした病気や事故の出費には十分対応できるようになります。


保険金は自分の思ったように支払われるとは限りません。


自分の貯金こそが最も忠実なしもべであることはいつまでたっても間違いないことでしょう。