そんな風にムニャムニャと考えていたときに、こちらのブログを見て開眼しました。


investerK様のブログからは自分が中国株について二点ほど見落としていたことを学びました。


一つは高PERの中国株は必ずしも割高ではないということです。


中国株は日本株に比べ総じて高PER、PBRのものが多く、銘柄を物色しようにも、「ちょっと高いんじゃない」と感じ、見送ったことが過去にもありました。


ただ、高PBR、PERは過去と現在の利益を反映してはいるけど、将来利益を反映しているわけではない。


利益が市場の伸びと共に倍々ゲームで伸びていくなら、一見高PERに見えても、実際は全く当てにならない。


日本でもソフトバンクなどは最近でこそPER一桁になることも出てきましたが、ずっと高PER銘柄でした。


けれど、株価は紆余曲折はあっても一貫して上昇し続けていて、PERだけを見ていたら、買うチャンスなんてほとんどありません。


中国株も成長率は尋常ではなくて、チャートを見ると10年前に比べて10倍になっている銘柄なんてゴロゴロしているどころではなくて、そんな銘柄ばかりです。


高PERというと、ITネットバブルを思い出してしまい、あのときも高PERを納得させる変な理由がいろいろと出ていました。


同じ過ちを繰り返してはいけないと思いますが、高PERイコール割高とステレオタイプな見方をしてしまうと、投資の機会を逃してしまうこともありそうです。


さて、もう一点、自分が見落としていたのは人民元の安さです。