昔は電話して株式の売買をしていたそうです。


今からすると考えられませんよね。そんな面倒くさいことするなんて。


インターネットの登場で株式売買の手数料が劇的に低下した今では、株式投資は定期預金の代用品になります。


私の場合はもう完全にそうなっています。定期預金のような余剰金というものをもうほとんど持っていません。特に今のような株安のときには。


お金が必要なときには手持ちの株を売って換金すれば、まとまった金額が一週間以内には銀行口座から引き出せるようになります。


予想外の出費にはこれで十分対応できます。


1%の金利すらつかない銀行にお金を残しておくより、ありったけの金を3%の配当がもらえる株式に換えておいたほうがいい。


多少株価が下がっても、時間の経過とともに損益分岐点はどんどん低下していきます。


言いたいことは分かりますよ。またリーマンショックみたいなのがきたらどうするのかって。


確かにリーマンショック級の不況が到来して、そのときに今まで貯めた資金の全額が急遽必要となるような事態が起こったら、大損するかもしれません。


でもその二つが同時に起こる可能性は実際どれくらいあるでしょうか?


リスクは計算して取れば取った分だけリターンはあがります。


何よりも五月雨のように振り込まれる配当金を見ると、もう二度と銀行の定期預金には戻れないと思います。