こういう話を書くとまた電波だと思われるのでやめておこうかと思ったのですが、書かれた文章というのは、10年20年と長い間人の目に触れます。


その頃には私もこのブログの存在を忘れて、全然別のことに夢中になっているかもしれませんが、文章は既に石碑のごとくそこに立っていて、いろんな人が見て通ります。


もしかしたら、一休さんみたいな人が通るかもしれないので、ちょっと書いてみようと。


さて、ほとんどの人が投資において抱えている問題は、資金の大小とか、チャートを読む技術とか、財務諸表を読む知識とか、その他もろもろの外的要因によるものではなく、本質的には心理的なものです。


例えば今裸の美女があなたの右側を通れば、あなたの心は右側に動き、左側を通れば左側に動きます。


欲があるからです。


しかし、このいま刹那、頭をぶん殴られたあなたは記憶喪失になり、裸の美女が後ろの村に帰っていったことを知らないまま、30年の月日が流れました。


美女はその後結婚して幾人もの娘を産み、その娘たちは母親よりもさらに美人でした。


ある日、年老いたあなたは仕事の帰りに、この幾人もの裸の美女の行列に出くわしました。


娘たちの顔立ちにどこか見覚えのあったあなたは、30年前の事件を突如思い出します。


「これはあのときの美女の娘たちに違いない。なんとまあおいしそうに成長したものだ」


正気を失ったあなたは娘たちの群れに飛びかかっていきますが、近くにいた娘たちの主人や恋人に殴り殺されてしまいます。


一人の裸の美女を見れば気もそぞろになり、大勢の裸の美女を見れば、正気を失って身を滅ぼしてしまう。


欲があるからです。


一つの方法としては、裸の美女に会った途端、自分の頭をぶん殴って記憶喪失になってしまうことです。見えなければ少なくとも身を滅ぼさなくていいまっとうな人生が送れます。


それでは美女とモゴモゴできないではないか、俺は美女とモゴモゴしたいんだという方は相手が裸であるといって見くびらずにその両親に話をつけて、一から十まで段取りを踏むべきです。


しかし、97%の人はこんなことできません。「もう素っ裸なのに、何をまどろっこしいこと言ってやがる。超イケメンの俺を見て、自分から素っ裸になったんだろ。もう3分だって待てるものか!」と。


ですので、私としては最初の記憶喪失になるほうをお勧めします。


この話を表面上理解できる人はたくさんいるでしょうが、心で理解できる人はほとんどいません。それは現実の世界を見れば一目瞭然です。


それと、おもしろいことにこの話を心で理解できたときというのは、記憶喪失になるのに適した時期になっています。おめでとうございます、一休さん。もう悩まなくていい安らかな日々が送れますね。


さて電波話は以上ですが、一休さんのように「チーン」と閃いた人は、ここの記事にコメントして下さい。それを見て連鎖的に解脱する人が出てくるかもしませんので。


私もここの記事だけには返信しませんので、あとは悟った人たち同士で楽しくやって下さい


 @(・●・)@