本多静六翁の投資術を見習って、定期預金代わりの売るつもりのない現物株を担保にして高金利通貨を購入しスワップ金利の収入を得る。


現代によみがえる故人の投資術、いや、めでたしめでたしととなるところだったのが、ちょっとまだ未解決の問題がありました。


今株券を担保にFXトレードができるのは、マネーパートナーズとカブドットコム証券、それにSBI証券の三社があります。


自分がこれまでメイン口座にしてきたSBI証券でもこの株券担保サービスができるようになったということで、喜び勇んで高金利通貨を購入したところが前回までの話です。


あとで気がついたのですが、この三社のうちSBI証券だけが、清算型ロールオーバー制を取っていて、毎日値洗いされます。


つまり、一旦取ったポジションの含み損益が決済せずとも日々実現損益に変わってしまいます。


これで何が問題になるかというと、年末時点で含み益(実際は実現益)があると、強制的に課税されてしまうのです。


おいおい、ちょっと待ってくれ。


欲しくないぞ、その利益。