デイトレなら清算型ロールオーバー制のFX口座でも関係ないでしょう。年をまたいでポジションを持ち越すことなどほとんどないでしょうから。



しかし、建て玉に利益が出れば、毎年課税されてしまう清算型ロールオーバー制のFX口座で、高金利通貨をスワップ運用するメリットはあるのか?


株券担保サービスを利用した場合、ひとつだけあります。


それは自由に使える資金が増加すること。


日々ロールオーバーするごとに清算されるということは、毎日利益を引き出すこともできるということです。


例えばこんなケース。


ランドを10円台で買いました。その後ランドは上昇を続けたため、利益が蓄積されるごとに、こまめに現金をFX口座から証券口座へプールし続けました。


結局、ランドは11円まで上昇を続け、11円のときもめいいっぱいの利益をFX口座から証券口座へ移し続けました。


しかし、年末頃には、結局ランドは10円を割るところまで値を下げ、スワップ収益を含めてちょうど損益ゼロのところで、その年の取引を終えることになりました。


損益ゼロなので、税金はかかりません。はて、証券口座に残された現金はなんだ?


(追記)すいません。コメントの塩蔵様のご指摘の通り、FX口座の現金不足と合わせてプラスマイナスゼロですね。あまりにもど素人的な勘違いで恥ずかしいのですが、ブログが素人投資家を救う実例として、記事は残しておきます。


今回の記事は、いま株券担保サービスでFX取引ができる三社のうち、SBI証券だけが清算型ロールオーバー制を取っているということだけですね。


私自身が冷や汗をかく結果となりました。塩蔵様、ありがとうございました。