実物不動産に投資するのもありだと思います。


株価は最近の急落で底値から倍とまではいきませんが、それでもかなり上昇しました。


一方、不動産のほうはどうか?


香川県の月刊不動産情報誌200円くらいで買えるので、ときどき見ているのですが、別に不動産が値上がりしたという感じはまだ全くしません。


ただ成約率は消費税増税前の駆け込み需要もあってかかなり上がっているように思います。


不動産は相対取引なので、バブル天井前の好景気ぐらいまでなら物件や売主の状況によってはかなり割安なものを手に入れるチャンスはあるように感じます。


不況のときの方が不動産も良い案件が出てくるというのは真実だと思いますが、不況のときは証券市場の方がかなり特殊な状況になると私は思っています。


http://bit.ly/aGMpqX


リーマンショック頃から見ているJ-reitの情報サイトですが、リーマンショック後には利回りが20%を越えたり10%後半台のreitが本当にゴロゴロしていました。(はて、まぼろしでも見たのでしょうか?)


今見ると昨年くらいの武田薬品などの高配当銘柄程度の利回りにもちょっと見劣りするくらいです。


私の住んでいるうどん県だとワンルームマンションとかは新車一台分ぐらいから買えるものがあります。


今からJ-reit買うくらいなら、そういう少額でテストできる不動産を買って失敗するほうがまだましだろうかと思います。


J-reitの経営体制にはかなり不安を感じるところがあります。それだったら自分の手で失敗したほうが経験だけは残るし、感情的に納得できます。


J-reitが異常値をつけるときはまた来ると思いますし、一方、実物不動産は実体があるがゆえに、下がるといっても限度があります。


逆もしかりで、上がるといってもその流動性の低さゆえに証券市場のようなパニック現象が起こることは、不動産の場合あまり考えられません。


株式に比べて不動産のほうがその流動性の低さ、個別案件の多様さから、好景気時に行う投資としての耐性があると私は感じていています。