読者の利便性とブログ執筆者の利益は相反するものではなく、共存繁栄できるものと思います。


アフィリエイトバナーがあるけれども、目障りではなくうまくブログ本体に溶け込んでいるものは数多くあります。


「このブログはどこから収益を得てこんなに長く続いているのだろう」


という視点でブログを見てみると今後新たな発見があるかもしれません。


もっとも芸能人ブログと違って、個人零細ブログの場合、すぐには収益にはつながらないと思いますが、年金でも育てるような感覚でブログを育てていくと長続きするかもしれません。


ワープア仕事をいろいろやって感じたことは、人間でないとできない仕事は思いのほか多いということです。


フォークリストで積荷を移動するだけのアホみたいな仕事ですら、産業ロボットで代用することはできません。


手塚治虫の漫画のように人型ロボットがほとんど人間と同じようにいろいろな仕事をやってくれる社会は300年、ひょっとすると1000年くらいたってもこないかもしれません。


つまり、どんなワープア社会が到来しても、人間という属性には一定の代用不可な需要が存在し続け、それにともない人間が最低限生活していけるだけの給料を出す仕事は常にあるということです。


問題は人間としての機能が甚だしく弱まった老後です。


ブログを書くことは80歳、あるいは90歳になってもできることかもしれませんし、それまでに充分なコンテンツを作成していれば、何もする必要もないかもしれません。


著名人と違って、素人の場合は年金を貰い始めるくらいの年齢になってブログが収益化し始めても遅くはないのではないか?


私の場合、30年スパンの長期投資を考えていながら、ブログの成果が出てくるのは半年も待てないというのはやはり変です。


というわけで、年金という視点でブログを考えてみたことはありますか?