今ドルは105円のところまで上昇してきたので、もう少し逃げ遅れていたら、2009年の退場劇を再現するところでした。


今回、いろいろと考えていたアイディアはありました。


例えば、10%トレーダー。


株式担保として証拠金に充当している総資産の10%、あるいは5%や20%でもいいのですが、トレード規模を大きく削減して市場に参加するという方法です。


ジェシーリバモアは全力トレーダーだったので、何度も破産を経験しましたし、著名なトレーダーの多くが初期に破産の危機に瀕したり、あるいは悲惨な末路を迎えています。


ゲームではないので、一度も破産することは許されないのが人生です。


トレード規模を縮小すれば、リターンは減少するかもしれませんが、致命傷を負わずにすみます。


10%トレーダーでもスワップ派よりははるかにリターンがありますし、株式が自動成長し、なおかつ鞘取りトレード利益が積み重なって総資産と取引規模が拡大していけば、いずれ小額とはいえない利益がだせるようになります。


トラリピっぽいトレードスタイルでしたので、レンジを外れて損失が出たときはどうなるか?


総資産の9割は無傷のまま残っているので、ロングで損失が出た場合には、買い場のチャンス、ショートで損失が出たときにも、損失自体は限定的で総資産は株高のために増加しているといった状況になります。


先鋒軍が壊滅しても、本隊が無傷のまま残って機動的に動けるような感じです。


今回は先鋒軍が壊滅するような状況にはなりませんでしたが、冷や汗をかきました。