ダイヤモンドを探しに自分の農場を売りに出して世界中を旅に出たけれど、結局見つけることができずに旅先で自殺した男、その死後最初に男が売りに出した農場からダイヤモンドが発見されたという話が記されています。
寓話的な話ですが、これを真実を思うのなら、チャンスはまさに今私たちがやっている仕事、住んでいる場所、つきあっている人々の中にあるといえます。
この本は自己啓発書の一種として見られているようですが、私には投資やビジネス書のように感じられます。
目の前のダイヤモンドに気づかずに素通りする現象ははるか古代から人と場所を変えて延々と繰り返されてきたことです。
もしダイヤモンドを探したいのなら、自分の家の裏庭以上遠くに行く必要はない、むしろ行ってはいけない。
これに早く気づくことが資産形成の一番の近道になるのだろうと今は思っています。