うちの父親も何かと騙されやすい性格で詐欺師のカモリストに名前が載っているのか、いろいろな変な勧誘がよくあります。


これは最近実際にあった話なのですが、無担保社債の購入に関係するパンフレットが家に送られてきました。


パンフレットを送った後に、「あのパンフレットは見てくれましたか?」と電話する手口のようです。


なんでも「あなた名義でないと購入できないものがあるから、協力してくれたら40万円支払う」という電話がかかってきたそうです。


電話がかかってきたときに近くにいた母親が必死で止めて事なきを得たようですが、父親はノリノリだったようで(笑)


私が社名をネットで調べてみたら、詐欺の疑惑のある会社としてすぐに出てきました。


(これひとつできるだけでも多くの詐欺が未然に防げるのでしょうが、できない高齢者は多いと思います)


さて私の父は詐欺師の会社の銀行口座番号のメモを取っていました。


おかしな話です。


もし本当に40万円もらえるのなら、詐欺師の会社の銀行口座番号をメモするのではなく、こちらの銀行口座の番号を教えてあげないといけないはずです。


これが言葉の魔術です。