中国近代銀貨なんて今まで書いてきましたが、主に中華民国時期に流通貨幣として使われていた銀貨、正確には銀元というそうです。
wikiにも記載がありますが、中華民国時期の貨幣制度の変遷は激しいので、私もまだちょっとよく分かっていません。
この時期を生きた陳存仁(1908-1990)という中医の医者が大変素晴らしい本を残しています。


『銀元時代の生活史』という本です。自身が銀元を使っていた時代に経験した様々な出来事を記した自叙伝のようなものなのですが、利殖に対する様々な経験が重点的に語られています。
ものすごくおもしろいです。
さて、陳存仁という人はただの中医ではなくて、学者っぽい性質も持っていたようで、著作もかなりあり、漢方に関するものは日本語に翻訳されているものもあるようです。
(『銀元時代の生活史』の方こそ、日本語に翻訳したら、絶対に売れると思うのですが……)
その学者兼投資家という性格は、時代は若干異なりますが、『私の財産告白』を書いた本多静六(1866-1952)とイメージがダブります。
wikiにも記載がありますが、中華民国時期の貨幣制度の変遷は激しいので、私もまだちょっとよく分かっていません。
この時期を生きた陳存仁(1908-1990)という中医の医者が大変素晴らしい本を残しています。


『銀元時代の生活史』という本です。自身が銀元を使っていた時代に経験した様々な出来事を記した自叙伝のようなものなのですが、利殖に対する様々な経験が重点的に語られています。
ものすごくおもしろいです。
さて、陳存仁という人はただの中医ではなくて、学者っぽい性質も持っていたようで、著作もかなりあり、漢方に関するものは日本語に翻訳されているものもあるようです。
(『銀元時代の生活史』の方こそ、日本語に翻訳したら、絶対に売れると思うのですが……)
その学者兼投資家という性格は、時代は若干異なりますが、『私の財産告白』を書いた本多静六(1866-1952)とイメージがダブります。
