円安で日本を訪れる外国人観光客が激増しているようです。


つまり今は外国人にとって日本が割安にある状態。


逆に日本人の立場からすると、年収も激減し、国内にある資産もまた大幅に値下がりしているといったことになります。


働いて銀行に貯金しているだけだとほとんど気づかないかもしれませんが、これがグローバルな視点から見た現実です。


しかし、円安になるということは、日本の株式は外国人にとっては割安になるので世界中で買われやすくなり、日本株は値上がりしました。


あるいは外国株を買った日本人の人も為替差益で含み益が膨らんだことかと思います。


つまり少し前の異常な円高のときにせっせと株式買った人は年収は激減しても資産価値は急上昇したことになります。


今いかにオーストラリアの賃金が高いといってもほとんどの人はオーストラリアに働きに行くことはできないでしょう。


また行っても希望の職につけるとは到底思えません。


つまり為替変動による年収の増減はほぼ対処不可能であるため、私たちにできることは資産形成の方で智慧を働かせることしかありません。


そして円高のときならいろいろと選択肢はあったのですが、残念ながら、既に円安になってしまいました。


少し前なら当たり前のようにあった円にかつての強さがないのですから、極めて状況は厳しいです。


もう戻れない時間。今となっては何を買えばいいのか?


円安。円安い……。円が安い???