1ドル120円は円安ではあるけれど、円安の天井圏ではないかもしれません。


では何か円安の天井圏を知らせるシグナルのようなものはないのだろうか?


自分の場合、ベタな方法ですが、新聞、テレビのニュース等を参考にしています。


例えば、リーマンショック後の日経平均株価が7000円程度に下落した局面では、銀行、生保が巨額の含み損を抱えて危ないと盛んに報道されていました。


また2011~2012年頃に1ドル70円台後半をウロウロしていた超円高局面では、製造業が危ないとこれまた盛んに報道されていました。


しかるに今1ドル120円というのは、8年ぶりに訪れた円安局面ですが、私の感覚ではまだ新聞、テレビのニュース等で盛んに報道されているようには思いません。


1ドル120円は円安であることは確かです。


しかし、この程度の円安では誰も血を流さないことも確かなようです。


「円安で○○が危ない!」


と盛んに報道され始めたところが天井圏になるのではないかと思っていますが、まだその時節には至ってないようです。


1ドル120円からは円買いで入っていくつもりですが、証拠金余力は十分に残してないと危険です。


私の場合、1ドル90円を割ったときに1ドル75円になるとは全く予想できなかったのですから。


歴史は繰り返します。